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Ethical Sourcing

生産地から届けられた豆を大切に「焙煎」する

スターバックスのコーヒーに宿るエシカルなストーリー。各地域にいるエリアコーヒーマスターやコーヒーのエキスパートから、季節に合わせたコーヒーの楽しみ方やエシカルクイズとともにみなさんにお届けします。

2022年12月15日
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  • 5 min read
  • 2022年12月15日

こんにちは!東京の中目黒にある、スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京でコーヒーの製造に関わっている野原です。

ロースタリー 東京はTOKYO ローストやSTARBUCKS RESERVE®のコーヒーのロースト(焙煎)を行っています。生産地から届けられた豆に最初に触れることができるのが、私たちの仕事です。私の普段のお仕事を紹介しながら、コーヒーが生まれていくプロセスを一緒に体験してみませんか?

皆さんはローストされる前のコーヒー「生豆」をご覧になったことはありますか?みなさんが購入されるのは、ローストされた状態の茶色いコーヒー豆であることがほとんどだと思いますが、実はコーヒーは元々緑色をしているんです。

生豆 は、コーヒーチェリーの中の約20パーセントにあたる種子の部分であり、ローストされる前は緑色をしています。私はロースタリー 東京の中でも生豆を取り扱うチームに所属し、生豆の搬入、運搬、品質管理などを行っています。

それではさっそくロースタリー 東京で販売中のスターバックス リザーブ® サンドライド コロンビア ラス マルガリータスの生豆と共に、コーヒー豆がどのような旅をするのか見ていきましょう!

このコーヒーは、コロンビアのラス マルガリータスという農園から届き、サンドライド=「乾燥式」というコーヒーチェリーを果肉がついたまま乾燥させたあとに、生豆を取り出す加工法を使用しています。

まず、コーヒー生産地から出荷するために、通気性がよく丈夫な麻袋に入れられた生豆は、トラックに積み込まれ、毎朝ロースタリー東京にやってきます。私たちはフォークリフトを使用し、だいたい毎日40バッグ、約2~3トンくらいの量をトラックから降ろしています。

このコーヒーならではの、ウイスキーに似た、芳醇でやわらかな甘い香りが、麻袋を超えて伝わってくるのを嗅ぐと、赤道直下にある南米の国コロンビアからはるばる海を渡り、ここで出合えたことへの感謝の気持ちが湧き上がってきます。

次に、荷受けした生豆を、ストレージと呼ばれる倉庫で大切に保管します。直射日光を避けるためにも地下にある倉庫は、24時間365日、湿度が50%、温度が20℃以下になるように管理されています。生豆が保管される部屋の中は涼しく、私たちにとっても過ごしやすく心地よい空間なんです。ここに保管することで、コロンビアから来たときの生豆の品質を保つことができ、コーヒーの持つ本来の風味を引き出すことにつながります。

いよいよローストの順番がやってきたら、ロースタリー 東京の1階にあるローディングピットという場所へと運びます。ここは実際にロースタリーにいらっしゃったお客様にも実際に見ていただける場所にあります。

このローディングピットでは、生豆に異物が混入してないかを確認し、パイプを通して焙煎機の後ろにある大きな貯蔵タンクに運ぶ作業を行います。皆さんの目の前で生豆がたくさん入った大きな袋をあける瞬間は、香りやその色を通してお客様と一緒に生産地に思いをはせることができる、私の大好きな瞬間です!

麻袋を開けた途端生豆から甘くて芳香な香りが一瞬で広がります。ここで私たちは豆の状態を確認します。見ると、サンドライドならではの黄色っぽさが残る緑色をしており、その色が品質の高い生豆であることを証明してくれます。

農園で働く多くの方々の手によってコーヒーの木は大切に育てられ、コーヒーチェリーから種子が取り出され、目と手を使い丁寧に選別されているからこそ、こんなに素晴らしい状態で生豆が日本に届いているということを、五感で感じられます。

ローディングピットから旅立ったコーヒーは、ロースターによってローストされ、その後パッカーにより袋詰めと箱詰め、品質管理が行われます。そして、全国のスターバックスの店舗へと出荷され、みなさんのもとに届いていくのです。

コーヒー豆の旅はいかがでしたでしょうか?

私たちのチームが担っているのは、遠い生産地から運ばれてくる生豆を受け取り、ローストするまでのほんの一部の工程ですが、全ての生豆は、生産地のストーリーと共に私たちに届けられ、私たちはそれをいちばん最初に受け取ることができます。そして、その想いとストーリーと共に、コーヒー豆をロースター、パッカー、全国の店舗へとバトンを渡しています。

仕事をする中で、コーヒーの持つストーリーや、生豆から感じるコーヒーの生産に関わる様々な人の情熱や誇りを、一人でも多くの方に伝えていくことが私の使命だと思うようになりました。今この記事を読んでいただいているみなさんにも、コーヒーの向こう側に思いを馳せながら、これからの一杯のコーヒーを、より味わい深く楽しんでいただけていれば嬉しいです!

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