日本から、グアテマラへ。コーヒーへの想いを届けました。


コーヒー好きの方の中には、昨年6月、グアテマラのフエゴ火山の大規模な噴火のニュースを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。この大噴火では約200名の死者とそれを上回る行方不明者の他、多くの負傷者と避難生活者を生みました。

2018年12月のフエゴ火山の様子

スターバックス コーヒー ジャパンでは、被害を受けたコーヒー生産者を支援するため、昨年9月7日~9月20日の期間、グアテマラ支援プログラムを実施し、たくさんのお客様にご参加いただきました。

ドリップコーヒーなど対象商品の売り上げの一部と、スターバックス リワードプログラムにご参加のお客様から寄付の希望のあったReward eTicket 1枚あたり500円を合わせた総額は2,442,310円となり、全部で65,000本のコーヒーの苗木を被災した364のコーヒー農家の皆さんに届けることができました。

※映像では5万本と紹介されていますが、これは今回支援した2つの協同組合のひとつ「FEDECOCAGUA」により作成されたものであることによるものです。なお、同映像でナレーションでは6万本と伝えていますが、正しくは5万本です。

スターバックスは、2025年までに、さび病などのコーヒーの木の病気に強い1億本の苗木をグアテマラやメキシコ、エルサルバドルのコーヒー生産者に支援するプログラムを実施しています。2015年にスタートしてから2017年までに届けた苗木は2500万本に達します。今回、被災したコーヒー農家の皆さんにお届けしたのもこのプログラムと同じ病気に強い苗木です。

コーヒー生産者のサポートと輸出に携わる会社のMicheleさんは、「トラックやカート、バスケットで苗木を手にしてコーヒー栽培の再開を喜ぶ様子を目にして、本当に嬉しい気持ちになりました。彼らの中には苗木をもらうために何時間も徒歩で来た人もいるのです」と、コーヒーの苗木を配布した時の様子を伝えてくれました。

次にスターバックスのお店でグアテマラのコーヒーを飲むときは、ぜひグアテマラの生産者の皆さんのことを思いながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

【グアテマラ支援プログラム概要】

2018年6月のグアテマラのフエゴ火山噴火の被害にあったコーヒー農家に、スターバックス トレーディング カンパニーを通じて、コーヒーの苗木を支援しました。

●実施期間: 2018年9月7日~2018年9月20日

●対象: ドリップコーヒー(ホット/アイス)

コーヒー豆(スターバックス® オータム ブレンド、グアテマラ アンティグア)の売上の一部(9月7日~9月9日)

お客様から支援のお申し出のあったReward eTicket(1枚500円分)

●支援金額: 2,442,310円

●支援した農家: 364農家

●支援した苗木: 65,000本