コーヒーストーリー vol.11 


みなさん、こんにちは!西関東 甲信エリアのエリアコーヒーマスターの福島勝広です。

アイスコーヒーやフラペチーノ®がメインの夏本番から、これから少しずつ秋の陽気が近づき、ご自宅や、お出かけ先でも、その日の気候や気分に合わせてコーヒーをチョイスするのが楽しくなりますね。

私の所属する店舗は、朝6時に開店するお店です。早朝の出勤時に、お店の仲間にコーヒープレスでいれたコーヒーをふるまい、テイスティングをするのが、私の楽しみのひとつでもあります。その日の気分で銘柄を選ぶことにこだわりを持っています。今日は、この時期にぴったりなお気に入りのコーヒーをご紹介します。

まずは、毎月恒例のコーヒークイズにも挑戦してみましょう。

スターバックスは2013年に初めてコーヒー農園を購入しました。その目的は何でしょう?

①安価に仕入れる

②栽培の研究をする

➂店舗で販売する

『スターバックスって農園も持っていたの?』と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。スターバックスは、自然豊かな中米のコスタリカの自社農園で大切にコーヒーを育てています。でも農園を購入した目的は、コーヒーを栽培するためだけではないのです。

なぜコーヒー農園を購入したかというと…

「②栽培の研究をする」ためです。

みなさん当たりましたか?

気候変動などによってコーヒー栽培に適した土地が減り、コーヒーが飲めなくなるかもしれないと言われている未来に対して、自社農園での研究で学び得た知識と経験を、世界中の生産者へ無償で共有し、コーヒーをサステナブルな農作物にすることを目指しています。

そして、その農園の名前は『ハシエンダ アルサシア』です。

あれ、聞いたことあるかもと思った方、スターバックスの日本出店25周年となる8月2日から、お店の棚に並んでいる鮮やかなグリーンのパッケージのコーヒーが、ハシエンダ アルサシア農園で収穫、加工されたコーヒー豆です。

ここからは、日本の25周年を記念して、コスタリカから特別に日本へ届けられたこのコーヒーの楽しみ方をみなさんにご紹介いたします。

この特別なコーヒーは、東京の中目黒にある「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で焙煎されました。

「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」 を一言で表すと、まさにコーヒーのワンダーランド。時を忘れるかのように、のめりこむようなコーヒー体験が味わえる場所です。

コスタリカから日本へ、そして日本のロースターの手によって心を込めて焙煎されて全国へ届けられたコーヒー。なんだかその味が気になってきませんか?

軽めの焙煎であるブロンド ローストのこのコーヒーは、気持ちを前向きにしてくれるような明るい味わいのコーヒー。オレンジのようにさわやかでみずみずしい味わい、果実の柿を思わせるようなフルーティーさ、ミルクチョコレートのようななめらかな口あたりが特徴です。いつもはすっきりと甘いフラペチーノ®を楽しまれているあなたの心も掴まれてしまうこと間違いなしです!

どんな抽出法でもおいしい魅力が引き出せるハシエンダ アルサシアのコーヒーですが、今日はステンレスコーンフィルターで抽出してみましょう。

ステンレスコーンフィルターでいれるとなめらかさが増し、甘い果実をかじったときのようなみずみずしい甘みが感じられました。ハンドドリップが初めてな方にも簡単なポイントを押さえるだけで、自分でいれる楽しさと、味わう楽しみを体験できるので、ぜひ試していただきたい飲み方です。

残暑が厳しい日には、アイスコーヒーとしてお楽しみいただくのもおすすめです。フレーバーのキーワードにもある『柿』は、私たちにとって、身近でなじみのある果実ですよね。ハシエンダ アルサシアの農園を購入して8年、桃栗三年柿八年のことわざのように、積み重ねられた研究と努力によって、このコーヒーは届きました。

日本から1万キロ以上離れたコスタリカにあるハシエンダ アルサシア農園。どんな風景が広がり、どんな想いでコーヒーが育てられたのか気になりますよね。なかなか旅行に行けない今ですが、実は現地へ行った気分で体験ができる、ハシエンダ アルサシアのバーチャルツアーもあるんです。

現地のツアーガイドと共に、雄大な緑生い茂る自然と太陽の光あふれる農園を探索し、このコーヒーの誕生の地に思いをはせてみませんか?コーヒーの持つ背景や込められた想いなどのストーリーを知ると、コーヒーを飲むその瞬間がきっと今まで以上に特別に感じるはずです。

私は生産者の努力やロースターの情熱、この奇跡のような想いのバトンを受けて、お客様へ感謝とともにおいしい一杯をお届けできることを本当に嬉しく思っています。

想いがたっぷりと詰まったこのハシエンダ アルサシアのコーヒーを味わいながら、明るい未来を想像し、夏のひとときを楽しんでいただけたらとても嬉しいです。