コーヒーストーリー vol.4「コーヒーで『一緒に休みましょう』!」


みなさん、こんにちは!西九州・沖縄エリア エリアコーヒーマスターの泉基樹です。

スターバックスでは毎月20日を「エシカルなコーヒーの日」として、コーヒーマスターからみなさんにコーヒーストーリーをお届けしています。

今月もコーヒーのクイズから始めましょう!準備はいいですか?答えはこの記事の途中で紹介します。

コーヒーの花はどんな香りがするでしょう?

① ミント

② リンゴ

③ ジャスミン

私は普段、ブラックエプロンを着てお店でフラペチーノ®やラテを作りながら、お客様やパートナーにコーヒーの魅力を伝えています。例えば、『コーヒーは苦くて飲めないです…』というお客さまやパートナー(最初はブラックコーヒーが飲めないパートナーも多いんです)に、相性ぴったりのシロップやミルクでアレンジしたコーヒーを楽しんでいただき、生産地の食べ物や文化のストーリーを話すことで生産地への興味を持っていただくきっかけを作ることを大切にしています。

では、クイズの答えです。

コーヒーの花は、ジャスミンの香りがするんです。

まさか苦みを感じるコーヒーの花の香りが、ほんのり甘く上品なジャスミンの香りだなんて想像できませんよね。私も初めて香りをかいだとき、その繊細さに驚きました。

ちなみに赤道付近の地域で育つコーヒーの木の栽培はややデリケートで難しく、日本で育てようとしてもなかなか育ちません。私も何度枯らしてしまったことか・・・。

ところでみなさんは、コーヒーの花の花言葉をご存知でしょうか?コーヒーの花の花言葉は『一緒に休みましょう』です。コーヒーを飲んで、一緒にリラックスした時間を過ごしてほしいという思いやりに溢れた言葉を持っています。誰かを思いながらいれるコーヒーは特別ですし、また誰かに心を込めていれてもらった1杯って本当においしいですよね。

そしてこれからもお客様においしいコーヒーを提供し続けたい、私たちスターバックスはそう思っています。そのためにスターバックスでは、毎月20日を世界中のコーヒー生産者とのつながりを感じながらコーヒーを楽しむ日「Ethically Connecting Day(エシカルなコーヒーの日)」として取り組みをしています。

実は私自身も入社当初は、「エシカル?倫理的??」と言葉の意味も何もわからず、お客様にお話しするのに大苦戦しました。

でもあるとき、私たちの目の前にあたりまえにあるコーヒーは、自分の子供、孫、そしてその先もあたりまえのように私たちの元に届くのだろうか…と考えたことがありました。

そう考えながらコーヒーのことを学んでいくうちに、今まで無頓着だった環境問題のことや、地球の裏側の農園で働く仲間たちのことを考えるようになっていきました。

今、未来の家族や仲間たちに、自分ができることは「世界中の生産者が情熱を持って栽培しお店に届いたコーヒーを、魅力的にお客様にお届けすること」だと考えています。だからこそ、毎月20日のエシカルなコーヒー日は、世界中のスターバックスの仲間を想いながら、いつも以上にお客様とパートナーと、生産者のストーリーについてお話する日にしています。

私は今、カフェ ベロナ®というコーヒーを飲んでいます。私にとって、大切な人と飲むときにぴったりなコーヒーです。ダークチョコレートのような口あたりと、ほのかなスモーキーさが特徴で、チョコレートとの相性がよいこの時期にもぴったりです。

カフェ ベロナ®のパッケージには、2本のバラが描かれています。2本のバラの花言葉は『この世界は2人だけ』です。バラは愛を象徴する花で、大切な人に想いを伝える花として有名ですね。

最後にそんなカフェ ベロナ®のおすすめの楽しみ方をひとつ紹介します。それはチョコレートクリームドーナツとのフードペアリングです。ドーナツはとろけるような上品な甘さに、カフェベロナは少しビターなホットチョコレートのような味わいに変化しますよ。

みなさんもぜひ、大切な人とコーヒーを楽しみながら、少し生産地に想いをはせ、心を安らげ、一緒に休みましょう。