コーヒーストーリー vol.7「ハウスブレンドから始めるコーヒーライフ」


みなさんこんにちは!4月も後半に入りましたがいかがお過ごしですか?

新しい環境や出会いにワクワクし、何か新しいことに挑戦してみようと思っている方もいるのではないでしょうか。そんな時は、ぜひ自分でコーヒーをいれることに挑戦してみませんか?自分でコーヒーをいれると、日常の忙しさを忘れて、ほっと一息つける時間を過ごすことができますし、コーヒーの粉にお湯を注いだ瞬間から漂う香りを、少しだけ目を閉じて感じてみるのも、とても楽しいですよ。

はじめまして!北東京エリア エリアコーヒーマスターの東本綾乃です。普段は店舗で、お客様や店舗のパートナー(従業員)とコーヒーテイスティングをしながら、コーヒーについてもっと知りたい!楽しみたい!と感じて頂ける“きっかけ”をつくるお手伝いをしています。

そんな私が、「新しく挑戦してみたいけど、どんなコーヒーが好みなのかわからない」「スターバックスのコーヒーを初めて試す」という方におすすめするコーヒーは「ハウス ブレンド」です。

ナッツやココアのような風味と、ほどよい酸味とコクをもつバランスの良いラテンアメリカ産コーヒーです。このハウス ブレンドは1971年の創業当初から販売されているスターバックス初のブレンドコーヒーです。これまで多くのお客様に愛され続けてきた、ホットでもアイスでもおいしく、ミルクをいれてもおいしい、どんなシーンでもお楽しみいただけるコーヒーです。おいしいコーヒーのいれ方はぜひこちらもご参考ください。

さて、この写真のパッケージは店舗で売っている250gのものですが、1回20g(2人分)抽出すると、これでだいたい2週間分、おうちでコーヒーを楽しむことができます。

そこでクイズです!

みなさんは、1本のコーヒーの木から、この1袋250g入りのコーヒー豆が約何袋分とれるか知っていますか?

実は・・・たったの2袋なんです。ご自宅で飲むと考えると、だいたいコーヒー1か月分ですね。入社後初めて行った研修の中でこの答えを聞いたとき、私が思っていたよりも収穫できる量が少なく、とても驚いたのを今でも覚えています。

コーヒーも他の多くの果実と同じように、1年に1~2度しか収穫できません。生産者の方々の1年間の想いがこもった重みのある2袋なんです。

手間をかけ、情熱をこめて栽培されたコーヒーが、遠い生産地から海を渡って私たちのもとに届いています。 今では私たちの日常生活に当たり前のようにあるコーヒーですが、その重みを知ると、これまでよりも少しだけ大切な、特別なものに感じてきませんか?

そんな私たちの特別なコーヒー。最後にもう一つおすすめの楽しみ方を紹介させてください。 それは「フードペアリング」です。

スターバックスでは、フードと相性がよいコーヒーを選ぶことで、それぞれのおいしさを引き立て合う、“コーヒーとフードの素敵な関係”のことをフードペアリングと呼んでいます。コーヒーと相性が良いフードは甘いものと思われがちですが、チーズやフレッシュな野菜などのお食事とよく合うコーヒーもあるんですよ。

今日ご紹介したハウス ブレンドには、サクッとした軽めの焼菓子と合わせると、ハウス ブレンドがもつナッツのような香ばしさや口あたりのなめらかさを、りんごやブルーベリーを使ったフードと合わせると、ほどよくジューシーさのある酸味を引き立たせます。

ここまで読んでくださってありがとうございました。私はコーヒーの楽しみ方は十人十色にあると思っています。お気に入りのコーヒーの風味やフードペアリングを探す、アレンジコーヒーを作ってみる、抽出方法を極める、生産地や栽培方法について調べる…。どんなきっかけでも、これまでよりコーヒーを身近に感じ、みなさんの生活にこれからもずっとコーヒーが溶け込み、大切な人との団らんの傍らにあると、とても嬉しいです。