スターバックスがブラジルにコーヒー栽培のためのファーマーサポートセンターを開設
2021年8月17日
<こちらの文書は、英語の原文より翻訳しました。>
スターバックス コーヒーは今日、ブラジルで初めて、世界で10か所目となるファーマーサポートセンターの開設を発表しました。ミナスジェライス州ヴァルジーニャの新たなファーマーサポートセンターは、重要なコーヒー生産地においてスターバックスの役割を果たすとともに、人々と地球のため、責任を持ってコーヒーを調達する取り組みの一環として、地域のコーヒーコミュニティに価値ある支援を行うことを目指しています。
コーヒー生産者の暮らしの向上に取り組むスターバックスは、このファーマーサポートセンターを通じて、地元の生産者や卸売業者、関係機関と協力し合い、この地域が直面する環境、社会課題について学びを深めます。また、高度な栽培技術に関するさらなる知識を得て、生産者をできる限り支援する長期的な解決策を模索していきます。
「コーヒーはスターバックスの在り方、そして行動の中核にあります。」 グローバルファーマーサポートセンターとハシエンダ アルサシア農園のディレクターを務めるアルフレド・ヌーノさんは言います。「ブラジルにファーマーサポートセンターを開設することは、スターバックスのコーヒーコミュニティへの支援における重要な節目となります。私たちが目指すのはコーヒーのサステナブルな未来です。このファーマーサポートセンターを訪れる人々との交流を通じて得られる知識は、ブラジル、そして世界中のコーヒー栽培のサプライチェーンの発展という私たちの取り組みにおいて、重要な役割を果たすことでしょう」
高い透明性、収益性、そしてサステナブルなコーヒー栽培の実践を進めるため、ファーマーサポートセンターで働くスターバックスのパートナーたちは、安全第一の実践や、労働や環境に関する複雑な規制など、コーヒー生産者特有のニーズに応じた数々のプロジェクトやワークショップ、トレーニングを行っています。また、ファーマーサポートセンターは、C.A.F.E.プラクティスのための実地のトレーニングを行うことも目指しています。C.A.F.E.プラクティスとは、コーヒーが経済的な透明性を持って取引され、社会的責任や環境面に関する基準に沿っているかを評価する、スターバックスによるエシカルな購買のプログラムです。
「ブラジルにファーマーサポートセンターを開設することで、スターバックスは、私たちの生産者組合に属する多くの生産者と直接、タイムリーに対話ができるようになります」グアシュピコーヒー栽培農家協同組合のディレクターであるルシオ・ディアスは言います。「これにより、私たちの組合とスターバックスの関係が強化され、C.A.F.E.プラクティスや地元の規則を守りながら、品質の高いコーヒーを生産するという共通の目標に向かって共に進むことを期待しています」
ラテンアメリカ地域のコーヒー生産地5か所を含む、世界9か国に点在するファーマーサポートセンターでの実践をもとに、ブラジルの新たなファーマーサポートセンターで、エシカルな調達に関するオープンソースの農学とトレーニングを地元生産者に提供します。スターバックスと取引のない生産者もこのサービスを利用できます。2004年にコスタリカで世界初のファーマーサポートセンターを開設して以来、全世界で20万を超える生産者がスターバックスのプログラムを通じてトレーニングを受けています。