第17代 コーヒーアンバサダーが監修。新作ラテに込めた想い


2月28日(月)より スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京でお楽しみいただける「シトラスハーモニー ラテ」。本商品は、第17代コーヒーアンバサダーの望月さんが競技で披露したシグネチャービバレッジを元に考案された新作ビバレッジです。今回は、環境問題に深い関心を持つ彼女が新作ビバレッジに込めた「3つのハートフル(思いやり)」を紐解きます。

バリスタ4万人の頂点を選ぶ、コーヒーアンバサダーカップ

コーヒーアンバサダーカップとは、2000年に世界に先駆けて日本で誕生し、2021年で17回目を迎えた社内コーヒー競技会。全国各地の予選会を勝ち抜いたファイナリストが、接客スキルやビバレッジの完成度、プレゼンテーションスキルをはかる競技を通して競い合い、コーヒーアンバサダーを目指します。コーヒーアンバサダーはその後2年間、スターバックスのコーヒーに関するスポークスパーソン として、社内外でコーヒーの啓発活動を実施します。

生産者の気持ちを考えながらお客様にコーヒーを届けたい

昨年10月に第17代のコーヒーアンバサダーに着任した望月さん。まずはその略歴を紹介します。

大学時代に環境問題を学んだ彼女は、持続可能なコーヒー産業の実現を目指すスターバックスの理念に共鳴し、2014年に新卒入社。以降、バリスタの仕事を通じて環境問題の普及啓発に取り組んできました。
「たとえばフェアトレードに参加しているコーヒー生産者の方々が来日した際には、店舗にお招きし、バリスタとの交流会を開催しました。生産者が日々どんな気持ちでコーヒーを作り、環境問題に対してどういう取り組みを行なっているのか。生の声で聞くことで、バリスタのコーヒーに対する情熱を高めようという試みでした」(望月さん)
現在は、都内店舗のストアマネージャー。日々の業務の中でも、生産者の気持ちを考えながらお客様にコーヒーをお届けすることの大切さをパートナー(従業員)に伝え続けています。

アンバサダーカップで優勝したことにより、「それまでの自分の取り組みが認められた気がして、使命感が高まった」と言う望月さん。アンバサダーとしての今後の抱負を聞くと、はつらつとした口調でこう続けます。
「コーヒーの調達におけるエシカル(倫理的)な部分をお客様に伝えるのは難しいと感じるパートナーに対し、『こういう伝え方をすればご納得いただけるはず』というヒントをわかりやすく伝えられるアンバサダーになりたいです。そしてもうひとつ、お客様に対しては、『スターバックスのコーヒーはただおいしいだけではなく、その先に、ちょっと社会を明るくするような希望があるんですよ』という付加価値を伝えていきたいですね」(望月さん)

ミルクティーとカフェラテ、一杯でどちらの味わいも楽しめる「シトラスハーモニー ラテ」

「シトラスハーモニー ラテ」

望月さんがコーヒーアンバサダーカップで披露したシグネチャービバレッジを元に考案された新作ビバレッジ「シトラスハーモニー ラテ」が2月28日より スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京で販売されます。コンセプトは“エチオピアのコーヒー豆を主役にした、紅茶好きの方でもコーヒー好きの方でも楽しめるビバレッジ”。
「ミルクティーとカフェラテの“いいとこ取り”のような味わいです。試作段階の裏話を言うと、最初はエスプレッソのコーヒーを、そのまま抽出した紅茶で割ってみたんですが、それがとてもおいしくなくて(笑)。どうしたものかと先輩に相談したところ、『ミルクに茶葉を染み込ませたらどう?』というアイデアをいただき、それだ! と喜んだものの、ミルクに対する茶葉の適量がわからず、試行錯誤の連続でした。最終的に黄金の茶葉比率を発見したときは、飛び上がるほど嬉しかったですね」(望月さん)

そんな「シトラスハーモニー ラテ」には“3つのハートフル(思いやり)”が込められています。

「1つ目は、お客様へのハートフルです。「普段は紅茶しか飲まない方にもコーヒーを楽しんでいただきたいという想いから、紅茶とラテを融合させました」(望月さん)。
2つ目は、生産者へのハートフル。おいしいコーヒーを作るだけでなく、地球環境負荷のことも考えて栽培しているコーヒー生産者のコーヒー豆を使いました。
そして3つ目は、地球環境へのハートフル。「私たちが今こうしておいしいコーヒーを楽しめるのも、地球の恵みがあってこそ。その感謝の想いを込めて、私がこのビバレッジを入れる時には、いくつもの温かな思いやりが重なる様子をハートが重なり合うラテアートで表現しています」(望月さん)
口当たりの優しいラテは、飲むほどにあたたかな気持ちになります。それは、お客様や生産者、地球環境への思いが詰まっているから。望月さんは「お客様の反応が今から楽しみです!」と声を弾ませます。
「『おいしい』『また飲みたい』と感じてもらえたら幸いです。その結果、コーヒーを楽しまれる方が増え、生産者の方々も喜ぶ。好循環が生まれていったらいいですね」(望月さん)

お店でコーヒーの話をしませんか?

歴代のアンバサダーから受け継いだコーヒー染めのエプロンを着た望月さん。一人でも多くのお客様とのつながりを楽しみにしています。
「『シトラスハーモニー ラテ』の話でも、ほかのビバレッジの話でも、あるいはコーヒーの未来や地球環境の話でも構いません。もし何かコーヒーのことで知りたいことや気になることがありましたら、気兼ねなく私や店舗のパートナーににお声がけください!」(望月さん)
お客様とコーヒーについて語り合うひとときを思い描きながら、望月さんは今日もお店でコーヒーを届けています。

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