コーヒーストーリーvol.20「日常と未来を彩るフェアトレードコーヒー」
みなさん、初めまして。西東海エリア エリアコーヒーマスターの保井麻里です。
初夏を感じる梅雨入り前のこの季節、ますますアイスコーヒーのおいしい季節になってきました。 毎月20日の「エシカルなコーヒーの日」に店舗で提供しているアイスコーヒー、フェアトレード イタリアン ローストを飲まれたことはありますか?
ロースト感のある後味と、ダークチョコレートのようなほのかな甘みが魅力の、ブラックでもミルクやシロップを加えてもおいしいコーヒーです。
5月はフェアトレードをより身近に感じていただく「フェアトレード月間」ということで、フェアトレード認証に込められた想いと、おいしさの秘密についてご紹介いたします。
フェアトレードのコーヒーとは、「生産者の方と私たちの未来を守り、次世代の人までおいしいコーヒーが飲めることを実現するコーヒー。」だと私は考えています。
このページがコーヒーを選ぶ際に、味わいや風味の違いだけでなく、「フェアトレード」というひとつの基準や選択肢をもっていただけるきっかけとなれば嬉しいです。
まずは、フェアトレードの詳しいお話をする前に、エシカルクイズにチャレンジしてみてください!
フェアトレード認証を得ている証として製品やパッケージに表示されている、国際フェアトレード認証ラベルは、製品やパッケージのどこに表示されているでしょう?
<ラベルの画>
①側面 ②裏面 ③正面
実際に手に取ったことがある方は、すぐにピンとくるかもしれませんね。
正解は・・・ ③ 正面 です!
では、ここからはこの認証ラベルに秘められた未来の可能性についてお話させていただきます。
フェアトレードが実現する未来
私たちにとってコーヒーとは、ほっと一息つきたい時、友人や家族とカフェでおしゃべりを楽しむ時にいつも傍にあり、日常を豊かにしてくれる存在ですよね。
しかし、もしそのコーヒーが生産者の方達の貧困や、環境破壊と引き換えに届いているとしたら、私たちは心から「おいしい」と感じることができるでしょうか。
フェアトレード認証は、生産者の方達が認証を得るために、コーヒーの適切な栽培方法、環境を破壊しないための配慮、そして労働者の生活を改善することの重要性を学ぶことを後押ししています。
結果として、認証されたコーヒーは適切な価格で取引され、品質の高いコーヒーが私たちの手元に届き、生産者の方達の生活と未来を持続的に守るサイクルが実現できます。
コーヒーを飲む人とつくる人の笑顔を生み出し、「つくる責任」と「飲む責任」の両方を果たすコーヒーがフェアトレードコーヒーなのです。
[what is…?]フェアトレード:地球環境と人権を守っていくためにできること - Starbucks Stories Japan
お家で楽しむ「フェアトレードコーヒーゼリー」
ここで、飲むことによって多くの人々を笑顔にする、フェアトレード イタリアン ローストのお家ならではの楽しみ方をご紹介いたします!
少しずつ暑くなってきたこの季節に、涼しげな気持ちにさせてくれるアレンジコーヒーです。
◆材料(3人分)
フェアトレード イタリアン ロースト 30g
ゼラチン 10g
シロップ 40ml (キャラメルシロップがおすすめ)
生クリーム
◆作り方
- コーヒーを出来高450ml抽出します
※グラスドリップコーヒーメーカーでホットのレシピで抽出
- ゼラチン、シロップをいれてよくかき混ぜます
- 粗熱が取れるまで冷まします(コーヒーサーバーを氷水などにつけて冷ましてもよいでしょう)
- 冷蔵庫で2時間冷やします
- お好みで生クリームを少量かけて完成です
しっかりとしたロースト感と、カラメルのような甘みと生クリームのコクがご褒美感を感じさせてくれます。お子様から大人まで誰もが一緒に楽しんでいただける、暑い日に外で食べるのがぴったりのデザートです。
お休みの日に、家族や友人とコーヒーゼリーを片手に、生産地に想いを馳せてみませんか?
その先に、生産者の方達の笑顔か輝いているはずです。