チョークボードアートの名手「GAHAKU」が秋色のポスターに込めた想い


今年で5年目となるスターバックスの秋の芸術祭「Artful Autumn @ Starbucks®」。今回は「Our Harvest Table」に、パートナー(従業員)の手によって秋の素材を様々な形で表現しています。そのひとつとして、チョークアートの名手「GAHAKU」16名が限定メニューのポスターデザインに参加しました。彼らがポスターに込めた想いをお伝えします。

手作りのポスターに込められた16通りの思いとは

GAHAKUが参加したのは、秋メニュー「マローネ カシス フラペチーノ®」のポスター。16エリアのGAHAKUがそれぞれの地域のポスターを担当し、メニュー名と、その上をにぎわす栗やカシス、紅葉などのチョークアートに商品やお客様への想いを込めました。

東東京・北海道エリア/SAKIEさん

「いちばん力を入れた栗のモチーフは、紅葉の中で栗拾いをするイメージで、赤・黄・緑を使いながら仕上げました。秋らしい色合いと艶やかな栗とカシスで、見る人においしさを届けられたらうれしいです」

東北エリア/Micaさん

「配色がシンプルでも“楽しさ”や“ワクワク”が伝わるデザインを考えました。アートを見てくださる方がフラペチーノ®の味を想像しやすいように、栗やカシスはわかりやすさを意識して、生き生きと描きました」

北関東・新潟エリアSachikoさん

「オファリングボード(商品をおすすめするチョークボード)を通してお客様やパートナーとつながれる瞬間が何より幸せです。濃厚なこっくりとした栗をイメージして、厚塗りであたたかみのある油絵のように仕上げました」

東関東エリア/Aoiさん

「 “おいしそう”“ひと目でどんな商品か分かる”“スターバックスらしさ”を想いながらオファリングボードを描いています。食欲が湧く暖色をベースに、紅葉には水彩のようなタッチで柔らかな印象に。栗はペンの質感をそのまま活かして勢いを出し、あえてイラストらしさを残しています」

南東京エリア/Rumiko.Kさん

「GAHAKUに選ばれたからには、お客様に貴重な時間を楽しんでいただきたいと思いながら描いています。秋あふれる艶やかな栗やスグリ、色とりどりの紅葉を細やかに鮮やかに描きました」

西東京・西埼玉エリア/Sawaさん

「全体的に地味な印象にならないように、茶色のほかにも赤や青や黄色などを忍ばせて

彩りを感じられるように工夫しました。食欲をそそる秋の味覚を、ぜひ視覚でも楽しんで

いただけると嬉しいです!」

北東京エリア/Yukiさん

「私のお店は東京・練馬区にあります。都木であるイチョウと、区木であるコブシの葉を描くことで、大好きな店舗への思い出をこっそり込めました」

横浜・川崎エリア/Rikuto.Nさん

「小さなことでも幸せを実感出来ることをお客様にお届けしたいと思って描いています。様々な形の葉を重なり合うように並べることで、お客様のそれぞれの“秋”を一枚の絵に表現しました」

西関東・甲信エリア/Yumikoさん

「端切れをつなぎ合わせて大切に使う精神がルーツの、パッチワークがモチーフです。『地球環境問題への意識』『つながることで小さなものが大きなものになること』『秋の収穫祭の華やかさ、あたたかさ』という3つの思いを込めて、私自身が描くことを楽しみました」

東東海エリア/Yamashita.Aさん

「“おいしそう”と思ってもらえるようなリアルな質感と、手描きのあたたかみのある質感。どちらも感じてもらえるタッチで描きました。自分がお客だった時に感じた、ボードを見ただけでドリンクの味を想像したりワクワクしたりする気持ちをお客様と共有したいという気持ちを常に持ちながら、楽しく描いています」

西東海エリア/Harukaさん

「秋らしさだけでなく“重ねた芸術の秋”をイメージ。“食欲の秋×紅葉の秋”を表現した栗のイラストは特に頑張りました。本物らしく描くことも頭におきながら、手書きならではの色使いやタッチ、あたたかさを大切にしました」

北近畿・北陸エリア/Taishiさん

「描きながらGAHAKUに選出された時の感動を鮮明に思い出しました。この一枚のアートを通じて、たくさんのお客様、パートナーと繋がることができたらいいなと思いながらひとつひとつペンを走らせました。アートを見て“飲みたい!”と思ってくださったらもう十分です!」

南近畿エリア/Komachiさん

「食欲の秋に似合うようなおいしいドリンクを想像して描きました。いつもより大きいサイズの絵だったので、自分らしさを忘れないようにしつつも、細かく、そして色鮮やかにすることを意識しました」

西近畿・四国エリア/Aicoさん

「ポイントは、1つ1つの素材をリアルに表現したところ。栗の皮のツヤ感やイガの表現、カラフルになるよう落ち葉の配色にも気を配りました。また栗のイガは店舗パートナーと、このamazing!な体験(驚くほど素晴らしい体験)を共有したいと思いひと筆ずつ描いてもらったので、注目していただきたいです♪」

東九州・中国エリア/Sakuraさん

「赤や黄、オレンジなどの秋カラーを引き立たせてくれる、ほんの少しの青色を上手に使うよう工夫しました。また、お客様の期待が高まるようなシズル感を意識しました。お客様はもちろん、パートナーのみなさんが何度見ても心躍るよう、想いを込めて描きました」

西九州・沖縄エリア/Mocoさん

「ボードの絵を楽しみにしているというお客様の声がやりがいです。メインの栗とカシスを鮮明に、紅葉は控えめだけれど秋らしさが伝わりやすい4種の葉を描きました。特に栗はイガの部分を細かく4色の線で表現し、カシスはツヤ感や立体感ひとつひとつに想いを込めて描きました」

16通りのポスターは、デザインだけでなく込められた想いも16通り。タッチや色遣いにも個性が見え、ポスターの向こうにGAHAKUたちの顔が見えるようです。ぜひ、店頭で注目してみてください。

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薩摩の歴史を今に伝える白亜の洋館・鹿児島仙巌園店(鹿児島県)後編