花と緑に囲まれたスターバックスで癒しの時間を過ごしませんか?


ふと時間が空いた時、仕事の合間、少し疲れを感じたとき…花や緑に包まれたスターバックスで、コーヒーを楽しみながら癒しの時間を過ごしませんか? お客様に寄り添う豊かな空間を創る、パートナー(従業員)たちの取り組みをご紹介します。

花に囲まれた「よみうりランドHANA・BIYORI店」

東京都稲城市にあるスターバックス コーヒー よみうりランドHANA・BIYORI店は、遊園地・よみうりランドに隣接するフラワーパーク「HANA・BIYORI」内にある温室、HANA・BIYORI館のカフェスペースにあります。足を踏み入れるといっきに花の香りに包まれ、高い天井からゼラニウムやフクシアなどの大きなフラワーシャンデリア(吊り花)がいくつも下がり、コーヒーを手に席につくと、季節のフラワーアレンジメントが目を楽しませてくれます。

ここでは、どの席に座っても花や緑に囲まれたコーヒータイムを過ごせるのが魅力です。ストアマネージャー(店長)の川口さんは、「お客様には『こんな素敵な空間で働けるなんて幸せですね』とよく声をかけていただきます。花に囲まれたこの空間で働くのがとても楽しいです」とうれしそうに語ります。

「このスペースを美しくしてくださっているのは松原さんを中心としたHANA・BIYORIのチームのみなさん」と川口さんが信頼を寄せるのが、HANA・BIYORIに所属するフラワーアーティストの松原さん。松原さんがカフェスペースの花や緑を手入れし、テーマを決めてアレンジメントを施しています。

交流のきっかけは、松原さんのフラワーアレンジメント。お客様が喜んでくださるからと、SAKURAやサマーなど、スターバックスの季節ごとのプロモーションに合わせてくださることも多く、「お話を聞きたい!と思って、お花の手入れをしているところに話しかけたんです」と川口さん。その時の川口さんの目が「キラキラしていて(笑)」と、純粋な気持ちに松原さんも心を打たれたそう。以来、交流を深め、お花やパークについて様々なことを松原さんたちチームの方から学んでいます。

季節のプロモーションに合わせて行われたアレンジメント

そして今では、川口さんはパートナーたちと「お花のツアーガイドになろう!」と、お客様にパークでおすすめの花や見どころを伝えています。
「こんな素敵な空間で働けるのはHANA・BIYORIのチームの方々のおかげ。パートナーもみなさんとつながりを持てて、楽しんでお花の勉強をしています」(川口さん)
「いろいろなパートナーの方が声をかけてくださり、私も含め、スタッフのモチベーションも上がっています」(松原さん)
季節に合わせて松原さんたちが空間を彩り、その魅力をお客様に伝える川口さんたちパートナー。互いにお客様を思う気持ちが、つながりをさらに深めているようです。

そんな二人が、一画にコーヒーの実がなっていることを教えてくれました。高温多雨な環境を好むコーヒーの木が本州で花や実をつけるのは稀なことで、毎日成長を楽しんでいるそうです。

カフェスペースを見渡すと目の前の花を観察しながら会話を楽しむカップル、フラペチーノ®を片手に映え写真を撮る女性グループ、テラスで庭に咲く花を眺める家族連れ…思い思いの場所でそれぞれの時間を過ごしているのが印象的です。

「この空間が思い出を作る場所になってくれたらうれしい」
川口さんと松原さんは、そう想いを共にします。

季節の花々に囲まれる館内には、成人式や入学式に記念撮影に訪れる人も多く、「その時のお花って記憶に残りますよね、私も母との思い出の花がある。ストーリーがあるのが花だと思います」と松原さん。川口さんも「スターバックスもコーヒーが生み出すストーリーを大切にし、メニューで季節をお届けしていて、花と共通点が多い」と語るように、両者の想いが重なり、お客様に寄り添う癒しの空間が創られています。

※スターバックス コーヒー よみうりランド HANA・BIYORI店の利用にはHANA・BIYORI入園料が必要です。詳細はHANA・BIYORI公式HPをご確認ください。
https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/

移ろう景色を眺めて余白の時間を過ごす「旭川北彩都店」

北海道旭川市にあるスターバックス コーヒー 旭川北彩都店では、緑あふれる公園と山並の美しい借景を眺めながらコーヒータイムを過ごせます。旭川駅から忠別川に沿って広がる公園「あさひかわ北彩都ガーデン」の遊歩道を歩いていくと、色とりどりの花が咲く花壇や、目の前には雄大な大雪山・十勝岳連峰が。ほどなくして左手にある芝生の土手の上に店舗が見えてきます。

「朝の光にキラキラ輝く景色が本当にきれいなんです」と、旭川出身でストアマネージャーの高橋さん。10年ほど札幌市内の店舗に勤務した後この店に勤めるようになり、故郷がこんなにも美しい場所だったのだとあらためて気づかされたそう。

ここでは、お気に入りのドリンクやフードとともに、季節や時間により移り変わる風景を眺めゆったりとした時の流れを感じられます。春が訪れるGWには池の周りに桜が咲き、夏に向けて芝生や木々が青く燃え、ガーデンを花々が彩る。冬には一面が白銀の世界へと変わります。

南向きのテラス席では、時間の移ろいも色濃く感じられます。朝の澄んだ空気に時折聞こえる鳥のさえずり。昼、夕暮れ、夜…と、陽光が織り成す一瞬の輝きに癒されます。

「日ごろ抱えているものが忘れられる瞬間がある場所です。気持ちがフラットになるような時間を過ごしていただけたらうれしい」と高橋さん。

そんな想いのひとつをカタチにしたのが、レジャーシートの貸し出しです。店の前の芝生に広げ、コーヒーとともにのんびり過ごす至福の時間。「とても好評で、ご注文前にレジャーシートに空きがあるか確認してくださる方もいます」とうれしそうに語ってくれました。旭川北彩都店は自然の音、色、香りに身をゆだねながら、コーヒーとともに余白の時間を楽しむ、そんな場所です。

花と緑に囲まれた空間を、「より楽しんでいただきたい」「ゆっくり過ごしていただきたい」と、添えたられたパートナーたちの小さな想いの数々。それらが集まり、より豊かな空間を生み出しています。

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スマトラ島で感じた、一杯のコーヒーの背景にあるもの。