“私たちの未来は、私たちで創る”を実現するために。リユースという提案


スターバックスは、資源を利用するだけでなく地球に還元するリソースポジティブカンパニーを目指し、「2030年までにCO2排出量、水使用量、廃棄物量50%削減」の目標を掲げて様々な取り組みを行っています。そのひとつがお客様とともに進める「リユース(再利用)」です。

一杯のコーヒーでリユースに参加

エコバッグ、自転車のシェアリング、洋服のサブスクリプション…昨今は、様々な形でリユースやシェアリングが広がっています。スターバックスでもこれまで、お客様とともに進めるリユースの形を模索してきました。

その中で、創業当時から行っているマグカップでの提供に加え、今年3月からアイスドリンクの店内利用時の樹脂製グラスでの提供を全国約1,500店舗でスタート。約2か月がたち(23年5月末現在)、マグカップと合わせて店内利用の3人に1人のお客様に利用いただいています。

一杯のコーヒーをマグカップに変えることで環境負荷を少しでも低減できる、素敵な選択ですよね。もちろんこれまで通りプラスチックやペーパー製カップの利用もできるので、途中で退店するからTOGO(持ち帰り)で、店内でゆっくり過ごすから樹脂製グラスで…と、シーンや気分によって選択できます。

リユースを“あたり前”に

こうした選択肢があることをお客様にどのように伝えるか。
「お客様と直接つながる場所はお店。エリアによってもお客様の層やニーズが異なるので、お客様にどう提案するか、取り組みはそれぞれのお店に任せています」と、エシカルソーシング・サステナビリティチームの高橋さん。

そうした中で、全国でもリユースを選択する率が高いのが東京・渋谷エリアです。パートナーもお客様も若い世代が多いこのエリアに10店舗あり、全国平均を上回る、店内利用の実に半数ものお客様がリユースを支持。4月の1か月で6万杯分もの使い捨てカップを削減できました。

リユースの利用率の高さについて渋谷ファイヤー通り店のシフトスーパーバイザー(時間帯責任者)・加藤さんは、「パートナーと目的を共有したことが、利用率のアップにつながったと感じています」と言います。

渋谷エリアの店舗ではリユースを推進するにあたり「私たちの未来は私たちが創る」というテーマを掲げ、お客様に快く利用してもらうためのお声がけを考案。

「環境に優しいグラスでご提供してもよろしいですか?」
「プラスチック削減のためにグラスでもよろしいですか?」

なぜマグカップや樹脂製グラスをおすすめするのか、その理由をひとこと添えることにしました。
「若い世代が集まるエリアだからこそ、サステナブルというキーワードを軸に、リユースの意義を伝えていくことが大切だと考えました。お客様に共感いただくこと、一人ひとりが当事者意識を持つこと。私たちのちょっとした行動で未来を変えられるよということを継続して伝えていきたい」と加藤さん。

その結果、席数40ほどの渋谷ファイヤー通り店では、お客様の60%がリユースを選択しています。「お断りされることはほとんどありません。スターバックスが27年前、持ち帰りのスタイルを確立したように、これからは当たり前にグラスやタンブラー、マグカップを利用する文化を定着させていきたいです」

シーンで選べるタンブラーで、サステナブルに

スターバックスで創業当時から展開しているリユースのアイテムはほかにもあります。それは、タンブラーです。
「サイズ、形が豊富にあって、シーンに合わせて選んでいただけるようになっています」と高橋さん。

導入当初はアメリカから輸入していましたが、2003年のSAKURAシリーズを機に日本の独自のアイテムが続々登場するように。飲み口の大きさも大小あり、持ち運びやすいベルトが付いたもの、分解でき洗浄しやすいものなど、ライフスタイルやお客様のニーズに合った商品を開発しています。

最新作は、シリコーン樹脂製で折りたためる「おりたたみシリコンボトル 355ml」。嵩張りや重さから持ち歩くのを躊躇してしまう方々へ、気軽に携帯できるものをと開発しました。
「タンブラーには“どこでも自分のお気に入りで”というキャッチフレーズがあるのですが、複数所有してシーンやその日の気分に合わせて選んでいただければうれしいです」

「スターバックスのタンブラーでなくてもご利用いただければ20円引きになります。時々、マイマグカップをご持参されるお客様もいらっしゃいますが、そちらも同様に20円引きなんですよ」と高橋さん。

全国のスターバックスの1週間の来店者数は約660万人。コーヒー一杯は小さくても、グラスやタンブラーを選択する一人ひとりの想いが集まれば、きっと大きなインパクトにつながるはず。これからもお客様とともに、リユースへの取り組みを進めていきます。

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さまざまな挑戦を続ける多様な女性パートナー(従業員)たちの物語