Enjoy Coffee At Home カフェ ベロナ®編 


みなさん、はじめまして。
九州北・山口エリア エリアコーヒーマスターの前原です。

新しい1年が始まり、最も寒くなるこの季節。みなさんの生活に欠かせないものは何ですか?

私は、コーヒーが思い浮かんでいます!体を温めてくれるだけでなく、コーヒーはそのストーリーで心も温めてくれるところも魅力で、普段から私の生活に欠かせない存在になっています。

そして、コーヒーをお客様に届けることが遠い生産地の人々の幸せにつながったら、と思い日々お店に立っています。

今日はこの季節にぴったりのコーヒー、「カフェ ベロナ®」のストーリーと楽しみ方についてお話させてください。

今の季節におすすめ「カフェ ベロナ®

カフェ ベロナ®はチョコレートとの相性がとてもよく、バレンタインデーの季節に店頭に多く並べられます。苦味だけではなくほんのり甘みを感じ、後味はダークチョコレートのような風味を持つ、ラテンアメリカ産とアジア/太平洋産のブレンドコーヒー。1975年から多くのお客様やパートナー(従業員)に愛されています。私がスターバックスで働く前からずっと一番お気に入りのコーヒーでもあります!

実はこのコーヒー、カフェ ベロナ®を含め3つの名前が存在することをご存じでしょうか?

カフェ ベロナ®とは別に「ジェイクス ブレンド」、そして「80/20ブレンド」という名前をもちます。

まず、「ジェイクス ブレンド」。

1975年にシアトルにある“Jake O’shaughnessy’s”というレストランで食後のコーヒーとして開発されました。このコーヒーは多くの方に愛されたため店舗でも販売が始まり、その時に名付けられたのが、「80/20ブレンド」。この名前の由来は、ユーコン ブレンドとイタリアン ローストという2種類のコーヒー豆のブレンド比率にあります。

ユーコン ブレンドとは、日本では2008年まで販売されていた、ユーコン川で漁をする船員たちのためにつくられた柔らかく丸みがあるコーヒーです。イタリアン ローストは、現在店頭でも販売されているダークローストのコーヒー。現在のカフェ ベロナ®もこのレシピでブレンドされています。

そのような歴史から最後につけられたのが現在の「カフェ ベロナ®」。

“ベロナ”とは、ロミオとジュリエットで有名な街“ヴェローナ”から名づけられました。永遠の愛が描かれたこのストーリーと、多くの人々の愛が重なりあって歴史を紡いできたこのコーヒーにぴったりの場所だからこそ名づけられたと言われています。

いかがですか?このように味わいだけではなく、そのコーヒーの背景にある多くのストーリーを知ることで、少しだけワクワクするそんな一杯になることもあります。

そして最後は、やはりみなさん自身のストーリーの中にコーヒーを加えることで、その一杯に愛着がわき、特別でいつも以上においしくなると私は信じています。

では、このコーヒーを更に楽しめるアレンジ方法もご紹介しますね。

カフェ ベロナ®のカフェ モカ風アレンジ

必要なもの:ソロフィルター、カフェ ベロナ®10g、お湯、温めたミルク120ml、板チョコレート

①耐熱グラスに温めたミルクをカップ半分(120ml目安)まで注ぐ

②板チョコレートを1ブロック(約12g)いれる

③最後グラスの上にソロフィルターをセットしカフェ ベロナ®を(120ml目安)抽出して完成

*お好みで混ぜながら飲んでください!私はチョコレートをたくさん入れてカフェ モカのように仕上げる飲み方で楽しみます。

このアレンジは、カフェ ベロナ®ならではの甘い香りがとても引き立つところがポイントです。コーヒーが苦手な方にもおいしく楽しんでいただけますよ。 ソロフィルターは手軽にコーヒーを抽出できますし、軽やかな味わいに仕上がるので、どんな時間帯にもぴったりのアレンジなので、おすすめです!

コーヒーを届ける「アンカー」としての役割

ここからは、もう少しコーヒーの生産地のお話もさせてください。

コーヒー豆は世界約70ヵ国で生産されており、2,500万人以上もの人々の生活を支えていますが、生産者の方々の中には、自分たちで栽培したコーヒーを飲んだことがない方も多くいることをご存じでしょうか?

栽培したコーヒーのほとんどは輸出されるケースが多いため、もともと紅茶を常飲している地域や国内消費用は低品質コーヒーとなっている地域、生産者の方が自分たちが何を栽培しているかを知らないような地域もあります。

以前、ルワンダの生産者が初めて自分たちが栽培したコーヒーを飲む様子を映像で見たことがあるのですが、初めてコーヒーを飲んだ瞬間は何かを疑うような表情から始まって、徐々にその表情が明るくなっていき、最後にはおいしそうにコーヒーを飲みながらコーヒーを共に栽培する仲間たちと笑いあっているシーンがとても印象に残っています。

この時の笑顔が、私にとってお客様にコーヒーのストーリーをもっと伝えたいと思うきっかけにもなりました。

みなさんにコーヒーをおいしく飲んでいただくことは、生産者がコーヒーの栽培をよりよい形で続け、彼らの暮らしがより豊かになることにつながると考えています。

だからこそ、私は生産者の代わりにお客様にコーヒーを届けるアンカーの役割として、おいしいコーヒーを届け、楽しみ方を伝えていきたいと思っていますし、お客様がコーヒー豆を購入する前、レジや客席など様々な場面で、お気に入りの一杯が見つかるようにコーヒーのテイスティングを行うことを大切にしています。

今日のストーリーがこれからもスターバックスでお気に入りのコーヒーや楽しみ方を見つけるきっかけになったら、とても嬉しいです。そしてそれがきっとコーヒーに関わる生産者の皆さんの幸せと明るい未来につながっていくと信じています!

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どんな子どもにも学びの機会を-ハミングバード プログラムで届ける思い-