スターバックス日本代表の下出伸喜さんがアジアのバリスタチャンピオンに!
6月14日の香港。出場者がステージに登壇するたびに、興奮と期待が会場を包み込みました。2016年に始まったスターバックスのアジアパシフィック・リージョナル・バリスタチャンピオンシップ。アジアパシフィックと日本を代表する27名のえりすぐりのバリスタたちが集まり、 リージョナル・バリスタチャンピオン/ラテアートチャンピオンの座を巡って競いました。会場に集まったパートナーに加え、オンライン中継で観戦していた3万人のコーヒーの情熱あふれるパートナー(従業員)の前で繰り広げられた接戦の末、日本代表の下出伸喜さんが2024リージョナル・バリスタチャンピオンの栄冠に輝きました。
スターバックスのバリスタたちはこの瞬間のためにトレーニングを重ねてきました。15分のプレゼンテーションの間、彼らはプアオーバー(ハンドドリップ)、ラテアート、シグネチャービバレッジを作成しながら、その個性豊かなビバレッジのヒントとなったストーリーを語りました。会場では約480人のパートナーたちが、審査員の前で最高のパフォーマンスを披露しようと頑張るバリスタを敬意と誇りのまなざしで、応援していました。バリスタチャンピオンシップは、コーヒーに対するパートナーの熱い情熱、思いをかたちにするバリスタとしてのスキル、専門性を披露する由緒ある大会。4日間にわたって繰り広げられた今年の大会では、熾烈な予選を勝ち抜いたアジアパシフィックの14マーケットの代表がコーヒーの知識と創造性を発揮しました。
伝えたかったのは、「コーヒーって、楽しい」ということ。
「コーヒーって、楽しい」ということを伝えられたと笑顔の下出さん。「競技会という少しバチバチした感じがある中でも、JOYな空気にできたこと、そしてそこに結果もしっかりついてきたことは『Heros can make people happy by blending together』を本当に表現できたからだと思う」と振り返ります。
そして、支えてくれた仲間への感謝を重ねます。「このようなAmazingな機会をいただけたこと、最強のサポートをしてくださったこと、一緒にプレゼンテーションを作ってくださったことに感謝したいです。すべての僕のHeroたちに」。
下出さんは、北海道・札幌市内の店舗で働くストアマネージャー。スターバックス コーヒー ジャパンの社内競技会「コーヒー アンバサダー カップ2023」では、約6万人のバリスタの中から第18代コーヒー アンバサダーに選ばれました。バリスタとして店舗に立ちながら、アンバサダーの任期の2年間では、社内外へのコーヒーの啓発活動を行なっています。これからもバリスタとして店舗に立ちながら、アンバサダーとして、さらに別の大会に挑戦したり、生産地を訪れたりと、これからも忙しい日々が続きそうです。
スターバックスのコアであるバリスタ。コーヒーエクスペリエンスの無限の可能性を追求。
今回の大会はスターバックスのパートナーが一つのコミュニティとして一つになる機会でもありました。パートナー主導のワークショップやのめり込むような体験、そして示唆に富んだ対話を通じて知識を共有する、参加型のコーヒーショーも行われました。パートナーが一同に集ってつながり、学び合い、お客様に提供するコーヒーエクスペリエンスを高める機会となりました。
スターバックス・アジアパシフィック・プレジデントのエミー・カンさんは言います。
「バリスタはスターバックスのコアです。このイベントは大舞台でバリスタが輝き、コーヒーの知識やイノベーションを披露する場です。パートナー、そしてワールドクラスのコーヒーエクスペリエンスの無限の可能性を追求し続ける彼らの姿勢を本当に誇りに思います。コーヒー、思いをかたちにすること、そしてスターバックスブランドへのパートナー一人ひとりの強いコミットメントと献身的な取り組みに感謝しています。」
2024ラテアートチャンピオンには、スターバックスインドネシアのレナウディさんが選ばれました。美しいラテアートだけにとどまらない彼の類まれな才能は、つながりの瞬間やコーヒーのストーリーを紡ぎだし、審査員を記憶に残る旅にいざないました。
アジアパシフィック・リージョナル・バリスタチャンピオンシップはこれからも、パートナーがプロフェッショナルとして成長することをサポートしながら、リージョンの有能な人材とパートナーのもたらすインパクトを祝福する仕組みであり続けます。パートナーが集い、思いをかたちにすること、そしてリージョン内外のお客様に最高のスターバックスエクスペリエンスを提供することに対する、ゆるぎないコミットメントと献身的な姿勢を発揮する場です。