ストアマネージャーからお客様へ 25年分のありがとうと決意の手紙 後編


スターバックス コーヒー ジャパンは、8月2日で25周年を迎えました。日々お客様をお迎えする店舗のパートナー(従業員)は、どのような想いでこの時を迎えているのでしょうか。後編は、全国から個性豊かな6人の店長が登場し、お客様へ日頃の感謝を綴った⼿紙とともに、未来に向けた想いを語ります。

イオン札幌桑園店 木本ストアマネージャー

産休・育休を経て2020年末より復帰した一児の母です。出産前は何でも自分でやらないと気が済まないタイプでしたが、今は家庭と仕事のバランスが取れるよう、店舗のパートナーや同じくスターバックスでストアマネージャーをしている夫に助けてもらいながら過ごしています。
パートナー育成に関する研修で、「一人ひとりが会社にとって財産だから、スターバックスでは『人材』ではなく『人財』という字を使う」と聞き感銘を受けました。パートナーと接するときはもちろん、娘にもそのノウハウが生きています。2歳の子どもは挑戦したいことがたくさん!危険がなければ、基本的には「やってごらん」を大切にしています。待つのはとても根気がいりますが…(笑)。
当店は駅からすぐのショッピングセンター内にあるため、お子様からお年寄りまでさまざまなニーズのお客様が来店されます。これからも地域密着の接客で、スターバックス体験をお届けしていきたいです!


北谷国道58号店 喜納ストアマネージャー

新卒で地元の銀行に就職しましたが、大学生の頃アルバイトとして共感した、スターバックスの「Our Mission and Values」が忘れられず6年前に再入社しました。今までで印象的だったのは沖縄本部町店のオープン前に、パートナーみんなで本部町のゴミ拾いをしたこと。そのゴミをきれいに洗い、地元の子どもたちとアートを作った経験が、「沖縄の自然や地域の人とのつながりを、将来まで紡いでいかなくては」と改めて決意するきっかけになりました。
私の初めてのスターバックス体験は、ここ北谷国道58号店。聞き覚えのないドリンクメニューに戸惑いましたが、「大きいサイズのアイスコーヒー」と注文したときのバリスタさんの笑顔、店内に広がるコーヒーの香り、思い思いの時間を過ごす多様なお客様が今でも記憶に残っています。これからも、一人ひとりのお客様にとっての「マイスターバックス」であり続けられるよう励んでいきます!


クリスタ長堀ウエスト店 松浦ストアマネージャー

勤続22年、ストアマネージャー歴は21年、プライベートでは3児の母親です。以前、常連様が多い店舗にいたとき、「100人のお客様の名前を覚えること」を新年の自分の目標に掲げました。そのことをパートナーに話したら、面白いから店舗全体でやりましょう! という展開に。秋ごろには目標を達成し、お客様と名前を呼び合いながら年末のご挨拶をみんなでできたのは本当に幸せでした。
スターバックス コーヒー ジャパンとして10年、20年、50年…ずっと続く企業であってほしいです。時代をしなやかに、人に誠実に。店舗も同様で、ここだけの素敵な空間を磨き上げ、いつまでもお客様になくてはならない存在であり続けたいです。私は、定年まで店舗で働けるかはわかりませんが(体力が…笑)、面白いことをしながらここで成長していきたいです。


青森ELM店 工藤ストアマネージャー

生まれも育ちも青森県。学生時代に農業を学んだこともあり、現在も休日には自宅の畑を耕し、鶏(こっこちゃん)を育てています。
スターバックスの存在を知ったのは、前職のとき。休憩室で青森に初出店する記事に喜ぶ同僚を見たのがきっかけです。「こんなに誰かを笑顔にする店って?」とその新聞を持ち帰り、転職を決意。私にとって幸運な出来事の始まりでした。
2010年、県内1号店である青森ELM店のオープンと同時に入社し、今はストアマネージャーになりましたが、経験店舗数はまだ1店舗のみ。11年間、青森ELM店一筋なのですが、不思議と常に新鮮な気持ちで楽しく前向きでいられます。それは同じ日、同じ瞬間がないからなのでしょう。これからも一瞬一瞬、お客様、パートナーとの時間を大切にしていきたいと思います。そして私自身も成長し、近隣にスターバックスを増やし、さらにたくさんのお客様をお迎えしたいです!


湾岸幕張パーキングエリア(下り線)店
今川ストアマネージャー

ストアマネージャーとして20年、現在56歳。日本で最年長の「兄貴店長」です。当店は高速道路のパーキングエリアにあり、物流関係のお客様が多いのが特徴です。日本各地からいらっしゃるので、お客様の地元の話が聞けるのは旅好きの私としても楽しい時間です。また、成田空港や外房・内房方面へレジャーに出かけるお客様の利用も多く、千葉の情報でも盛り上がります。
そんな環境が大好きなので、これからもコーヒーを超えた「あたたかなつながり」が生まれる店舗を目指していきます。個人的には、パートナーとともに定年までいきいきと働き続けたいので、趣味の自転車やランニング、週1回のサーフィンで体力を維持しながら、今しかない時間を有意義に過ごしたいです。


射水歌の森運動公園店 堂前ストアマネージャー

以前は名古屋地区でストアマネージャーをしていましたが、退社して地元・富山へ。別の仕事に就いたものの、コーヒーを通じてのお客様とのつながりや笑顔が忘れられず、再入社しました。バリスタを経て、現在の店舗で再びストアマネージャーを務めています。
富山生まれ、富山育ちの私。巡り巡って大好きなこの街でまた働けることを、とても嬉しく思っています。もうすぐ中学生になる娘が「スターバックスで働くお母さんがかっこいい!」と言ってくれるのも、日々の励みになっています。2020年9月にオープンした当店は公園内にあるため緑が多く、四季の移ろいとともに窓から見える景色や陽の射す角度も変わって、ゆっくりと過ごすことができます。これからも、パートナー自身が地元を愛し、お客様のニーズに応えることで、美しいこの場所に根付いた「なくてはならない」存在になっていけたら、と思っています。


ストアマネージャーたちの個性溢れる言葉は、それぞれの店舗の雰囲気を映し出しています。日本上陸から25年。全国に広がる1,655店のスターバックスが、今回紹介した6つの店舗と同じように「そこだけにある空間」を創っています。

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焙煎度合いで飲み比べる2つのコーヒー。「スターバックス® ミラノ デュエット」が登場