コーヒーストーリーvol.22「ルワンダの女性が紡ぎだす明るい未来」


みなさん、初めまして。スターバックスリザーブ® ロースタリー 東京の池上大貴と申します。


梅雨が明け、初夏の日差しが顔を出してきました。みなさんはどんなシーンでコーヒーを楽しんでいますか?ホットコーヒーの香りやアイスコーヒーのキリッとした酸味を楽しみながら、ぜひそのコーヒーのストーリーや生産地に想いを馳せてみてください。今回は、東アフリカに位置するルワンダについてお話したいと思います。

さっそくですがクイズです!

ルワンダ ファーマーサポートセンターでは女性支援として、かごを編んで販売できるようサポートしています。何の素材を使用するでしょう?

①コーヒーの木

②麻

③わら

正解は、②麻です。

写真は「アガセチェ」と呼ばれる、ルワンダで一般的な、女性が手編みで作り上げる工芸品です。幸せを呼ぶかごとして、母から娘へ編み方が伝えられていきます。明るい未来を後継していく素敵な工芸品ですね。

千の丘の国、ルワンダ

2019年の5月、私はルワンダを訪れました。自然が豊かで、明るい日差しがカラフルな衣服をきれいに照らしていたのをよく覚えています。

Atsushi Shibuya

ルワンダは四国の約1.5倍の国土で、「千の丘の国」と呼ばれるほど多くの丘陵を有します。

斜面の段々畑や田園風景はとてもきれいで、山の上から見下ろすコーヒー豆を乾燥させるアフリカンベッドの光景は圧巻です。また、赤道付近でありながら標高が高く、年間の平均気温は25度と穏やかな気候に恵まれています。

ルワンダでは、1994年に起きた民族の争いによって多くの男性が亡くなり、孤児が生まれました。つらい経験を乗り越え、女性たちは協働組合を結成し、相互扶助の精神でコーヒー生産を通じ生計を立てています。そこで生産されたコーヒーは、優雅でさわやかな味わいといきいきとした鮮やかさを持ち、まるで明るさと力強さをもつルワンダの女性を表しているかのようです。

スターバックス ファーマーサポートセンター

ところでスターバックスでは、生産地の支援をするファーマーサポートセンター(以下、FSC)という施設があるのはご存じですか。ファーマーサポートセンターの活動に関してはこちらをご覧ください。

FSCにはアグロノミストと呼ばれる農業専門家がコーヒー栽培のアドバイスを行っています。「持続可能で素晴らしいコーヒーを届けるために農業支援だけでなく、生活の様々な悩みを聞いたりして生産者との信頼関係を大事にしています。」とルワンダのアグロノミストは語っていました。

今日はルワンダのFSCでの女性支援、農園支援について紹介したいと思います。

ルワンダは急激に発展を遂げた国として知られる一方で、インフラや公衆衛生の整備が行き届いていない地域もあり、FSCには女性の職業支援や衛生面での支援を専門的に行うスタッフがいました。

ルワンダFSCの支援するWOMAN OF INEZAでは、夫を失った女性がしっかりと医療を受けられように、手作りの伝統工芸品を適正な価格で販売し収入を得ることを教えています。

INEZAの女性たち、一番左がFSCのスタッフ

コーヒーの未来を約束するコーヒー

そんなルワンダのコーヒーがブレンドされたコーヒーが、このスターバックス® ボヤージュ ブレンドです。

オレンジのような爽やかな香りと、チョコレートのようななめらかさを感じ、ジューシーな味わいに、だんだんと心地よい酸味が増していき、夏の夕暮れにゆっくりと楽しみたくなるようなコーヒーです。

先駆的なコーヒー栽培に取り組む、ルワンダ、ペルー、インドネシアのコーヒーをブレンドし、「すべての人にコーヒーの未来を約束する」という、スターバックスの想いと情熱を表現しています。

ぜひ、今回は皆さんもルワンダに想いを馳せて飲んでみてください!

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スターバックスがむすびえと思い描く、食を通した子どもと地域の未来