コーヒーの技術と情熱へのあくなき挑戦。未来へつながるコーヒーアンバサダーの想いとは
日本や中国を含むアジア太平洋地域の各マーケットを代表する15名のスターバックスのバリスタが、2023年5月、インドネシアのバリ島にて開催されたリージョナル バリスタチャンピオンシップに2019年以来4年ぶりに対面で参加しました。コーヒーの知識、ドリンクの作成技術、カスタマーサービスにおけるバリスタの知識やスキル、そしてスターバックスのコーヒーへの情熱を称えるこの大会、各マーケットで数か月にわたって行われた予選では、3,200名以上のパートナー(従業員)が出場を目指して戦いました。
日本全国5万人のパートナーの想いを背負って
日本のパートナーを代表して出場したのは第17代コーヒーアンバサダーの望月さん。望月さんは2021年にコーヒーアンバサダーとなってから、メディア出演や社内活動などを通して、コーヒーへの情熱を届け続けてきました。そして、アンバサダーを務めた2年の任期はまもなくゴールを迎えます。そんな望月さんの活動の集大成ともなるようなこの大会。数か月にわたり、コーヒーの知識や技術のスキルアップだけでなく、英語でのプレゼンテーションの練習など、よりハイレベルなパフォーマンスを目指し、さまざまな準備を重ねてきました。
コーヒーへの情熱を込めた20分間
バリスタがその高いスキルや技術を披露するこの大会は、コーヒーを通じたつながりの瞬間を育み、コーヒーのストーリーを語るだけでなく、スターバックスのバリスタがそれぞれのコミュニティで毎日生み出している、人と人とのつながりがもつ無限の可能性を称える機会でもあります。それぞれの出場者はハンドドリップ、ラテアート、そしてシグネチャービバレッジの3部門におけるドリンクの作成技術とプレゼンテーションスキルで審査され、1人あたりのプレゼンテーションは20分間。すべて英語で行われます。
スターバックス・アジアパシフィック、オペレーション・コーヒー&パートナーエンゲージメント、ヴァイスプレジデントであるChris Bateshさんは「人と人とがつながる喜びは、スターバックスのバリスタの士気を高める大きな原動力です。出場者の彼らが語るストーリーを通じて、それがいきいきと感じられました。グリーンエプロンを身に着けたパートナーは、スターバックスのサステナビリティやソーシャルインパクトの取り組みをとても誇りに思うと同時に共感してくれており、競技中のプレゼンテーションからもそのことが伝わってきました。」と話します。
15名のうち3名が出場した決勝では、スターバックス台湾のAllenさんが2023リージョナル バリスタチャンピオンのタイトルを勝ち取りました。
パートナーの仲間に届けたかった想いとは
望月さんは、自身のプレゼンテーションのテーマを「お店の延長線上であること」と定め、ステージをお店の一部、ジャッジの方をお客様として、客席を切り取ったようなイメージで大会に臨んだそうです。
それは、応援してくれるパートナーの仲間たちに伝えたい想いがあったから。
「コーヒーのスキルや知識を習得することを自分には無理だと諦めずに、『こんな風にすれば自分もお店で活かせる!』と身近に感じてほしいと思っていました。そして、私のプレゼンテーションを通して、普段扱っているコーヒーに誇りと自信をもって、早くお客様にコーヒーを届けたい!という気持ちを抱いてもらえたらと考えていました。」(望月さん)
情熱とお客様への想いを胸に
パートナーの挑戦は続く
現在、日本ではコーヒーの豊かな知識や情熱、カスタマーサービスの対応力を競う社内競技会「コーヒーアンバサダーカップ」が始まっています。全国各地で開催される予選会を勝ち抜き、9月にはいよいよ望月さんに続く、全国5万人のバリスタを代表する新たなコーヒーアンバサダーが決まります。パートナーが毎日生み出す、一杯のコーヒーから生まれる人と人とのつながり。これからもスターバックスは、全国に1800以上広がる店舗で、一人ひとりのパートナーが一杯のコーヒーに込めた熱い想いを届け、お客様とのつながりを育んでいきます。
■バリスタ4万人の頂点「第17代コーヒーアンバサダー」に望月芳美さん。お客様、生産者、そして、コーヒーを育む自然への思いやり表現
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2021/ambassadorcup2021/