焙煎度合いで飲み比べる2つのコーヒー。「スターバックス® ミラノ デュエット」が登場


スターバックスの焙煎のレガシーを体現するコーヒー

個性豊かなコーヒー豆を揃え、より洗練されたコーヒー体験をお楽しみいただけるブランド「スターバックス リザーブ®」。2024年10月1日(火)、スターバックスのエスプレッソのルーツであるイタリア・ミラノのコーヒー文化や芸術などにインスパイアされたコーヒー豆「スターバックス® ミラノ デュエット」が全国63店舗の取扱店舗公式オンラインストアに登場します。

“焙煎の度合い”に着目し、スターバックスが培ってきた焙煎の技術を表現するデュエット。その特徴や楽しみ方を、スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京コーヒーアンバサダーである菅原さんに伺いました。

生豆の管理や焙煎など、コーヒー豆の製造を担うマニュファクチャリング部に所属している菅原さん。

同じ豆を同じ割合でブレンド。
焙煎の違いを飲み比べる2つのコーヒー

左から「スターバックス® ミラノ ソーレ」と「スターバックス® ミラノ ルナ」。各¥2,790(8%税込/250g)

「『デュエット』は、浅めの焙煎で仕上げた「スターバックス® ミラノ ソーレ」と、深めの焙煎で仕上げた「スターバックス® ミラノ ルナ」という2つの商品の総称です。この2つの商品はコロンビアとスマトラのコーヒー豆を同じ割合でブレンドしながらも、焙煎の度合いを変えることで、それぞれ全く異なる表情が引き出されています」と菅原さん。

「焙煎の度合いというと難しく感じてしまうかもしれませんが、まずは2つを飲み比べることで、印象や味わいの違いから焙煎の魔法を感じていただきたいです」と、続けます。

約3分の焙煎時間の差が生み出す、
ソーレとルナそれぞれの風味

豆の状態からも焙煎度合いの違いがわかる。

ザクロを思わせるみずみずしさと、バニラカスタードのようなほどよい甘み、後味にはほのかなナツメグのアクセントが感じられる、やわらかな口あたりが魅力のソーレ。
ダークなトリュフチョコレートやローストされたナッツのような風味に、力強い味わいと豊かな口あたりが楽しめるルナ。

「両方を飲んでみると、同じ豆を同じ比率で使用しているとは思えないほど、それぞれの個性をしっかりと感じられるはずです」と菅原さん。

「私たちのコーヒーは、豆の特性や表現したいフレーバーにあわせて約9~13分の焙煎を行っています。今回のソーレとルナには約3分の焙煎時間の差があります。この約3分の違いによってコーヒーの風味にはどんな変化が生じるのか。2つのコーヒーの比較を通して、焙煎の奥深さを体感いただけるのがデュエットの面白さです」

コーヒー豆のポテンシャルを引き出す焙煎

そもそもコーヒーの焙煎とは、一体どんな工程なのでしょうか。菅原さんは、「コーヒーはもともと果実の種の部分です。種はそのままでは味が出ません。熱を加えることで、おいしさを引き出すのが焙煎です」と話します。

「料理に例えるとわかりやすいかもしれません。同じ食材を使っても火入れによって仕上がりが大きく変わるように、目指したい味わいをイメージしながらコーヒー豆に熱を入れて、そのポテンシャルを引き出す。

焙煎は化学変化であり、アートでもあります。生豆の状態はもちろん、その日の気温や湿度なども考慮しながらコントロールを行う、熟練の技を要する工程です」

豆の種類や状態によっても異なるが、一般的に軽めの焙煎は華やかで明るく、深めの焙煎は苦みやコク、甘みを引き立てることが出来ると言われています。

デュエットのおすすめの楽しみ方は?

デュエットの楽しみ方について、「コーヒー豆本来の特徴をつかみやすいコーヒープレスで抽出し、ソーレとルナの2種を飲み比べて味わっていただくのがおすすめです」と菅原さん。

「抽出法や加工法などで飲み比べるよりも、焙煎度合いでの飲み比べは個々のコーヒーの味わいの特徴が実はつかみやすいです。いろんなコーヒーを普段から好きでよく飲む方も、あまり飲み慣れてはいないという方も、一緒に味わって感想を共有することで、自分好みの味わいを見つけたり、焙煎の奥深さに触れたり、きっと発見を得られるはずです。

2種を一度に飲み比べるのは難しいという場合、同じ豆を抽出してすぐと、少し時間をおいてからで比べるのも楽しみ方のひとつです。特にソーレは変化がわかりやすく、最初はまろやかさが、時間が経つにつれてシトラス感が引き立ってくる印象があります」

コーヒージャーニーのはじめの1ページに、
このコーヒーを

「さまざまなコーヒーを飲み比べて、違いに気がつくことからコーヒーの世界はより面白く、ひらけていきます」と菅原さん。

デュエットの取扱い店舗では、コーヒー豆とブリュードコーヒーでソーレとルナを単体ではもちろん、飲み比べができるセットでも販売します。

「コーヒージャーニーのはじめの1ページに。ここを船出の港にして、さまざまなコーヒーの世界を旅してほしいです」と、菅原さんは想いをつなぎます。

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