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People & Community

地域の人たちが集う場所に。つながりを広げるシニアバリスタ体験

2025年05月26日
  • 6 min read
  • 2025年05月26日

3月のある日、「上小田井mozoワンダーシティ 4階店」(愛知県名古屋市)から、「グリーンエプロンの色が素敵ね」「あなたにとってもお似合いよね」と、笑い声とともに楽しそうな話し声が聞こえていました。コミュニティ コネクションとして開催された「シニアバリスタ体験」のひとコマです。

スターバックスでは一杯のコーヒーを通し、人と人とのつながりを育み地域に根差した存在であることを目指しています。そこでパートナー(従業員)一人ひとりが地域の課題などに向き合い、自らアクションを起こす活動が「コミュニティ コネクション」です。

同店では、ストアマネージャー(店長)の田中さんが中心となり、これまで様々な活動を行ってきました。そこには、店舗を、地域交流のハブとなる場所にしたいという想いが込められています。

多様な層が集まる地域のスターバックス

上小田井mozoワンダーシティ 4階店は、名古屋市西区にある大型ショッピングセンターの4階にあります。「西区といえばmozo」というくらい地域の人に馴染みのあるショッピングセンターです。

朝10時を過ぎると、シニア世代の方たちが集まってきました。社会福祉協議会を通じて集まった参加者は顔見知りもいるようで、おしゃべりにも花が咲き、嬉しそうにグリーンエプロンを身に着けています。シニアバリスタ体験の参加者は、50~80代の8名。参加者のひとりは、「今までやったことがなかったことに挑戦しようと思って」と、参加した理由を教えてくれました。

まずは「コーヒーの木」について学ぶ時間です。田中さんがパネルを手に、1本のコーヒーの木からどのようにコーヒー豆が収穫されるのか、「コーヒーの木の高さは何メートルあるか知っていますか?」「1本の木から、スターバックスの1袋250ℊのコーヒー豆は、何袋できるでしょう?」と、時々クイズを交えながら話します。一つひとつの問いかけに、「5袋!」「え、500ℊしかできないの⁉」など、答える声が飛び交い、田中さんからも笑みがこぼれていました。

シニアバリスタ体験は今回が初めてでしたが、上小田井mozoワンダーシティ 4階店では、これまでも社会福祉協議会が主催する月1回の「子育てサロン」、認知症の方やそのご家族が集う「家族サロン」などを開催してきました。それは、24年3月にストアマネージャーに就任した田中さんの強い願いがあったからです。

地元を知り、誇りを持ちたい

田中さんがコミュニティ コネクションに力を入れるようになったのは、前任地での経験がきっかけです。静岡県内の店舗に7年間勤務後、自身の地元でもある愛知県に戻ってきました。

「あちらで勤務していたころ、お店やコミュニティ活動を通じて、静岡県の方は地元に誇りを持っていると感じたんです。僕は、愛知県って何があるのと聞かれると答えに困ることもあって…。せっかく戻ってきたのだから、自分自身も地域のことを知りたいし、住んでいる人たちにも誇りを持ってもらいたいと思ったんです」

そこで、店舗のある西区について調べていたところ、西区では区政運営方針として「西区もーやっこ計画」という将来ビジョンが策定されていることを知ります。“もーやっこ”とは、“みんなで仲良く分け合う”という意味のある名古屋の方言で、「いいことも、困ったことも。みんなで助け合って、西区をより暮らしやすいまちにしていきたい」という意味が込められた計画になっています。

「子育て支援や高齢者支援など多岐にわたる内容なのですが、ビジョンを立ててそこの向かって進んでいこうという気持ちの高さが、スターバックスと親和性が高いと感じました」と、西区の想いに共感したそうです。

そこで、すぐに西区役所にアプローチし、区の担当部署や福祉協議会と連携してコミュニティ コネクションを行うようになりました。

「お店は地域に親しまれ、ファミリーも多く訪れるショッピングセンターにあります。子育てサロンや家族サロンの参加者は店舗の客層とも合っているので、ここに集いの場を作り、ハブとなって、つながりが広がるお手伝いが出来たら素敵だなと思ったんです」

この日駆けつけた区の担当者も、「普段利用している地域のコミュニティセンターだけでなく、場所そのものに参加しようと思える魅力があることが強み」だと、スターバックスで開催する理由を教えてくれました。また、ショッピングセンター内にあるという立地から、イベント前後の外出につながりやすいという点でも、とても魅力的な場所なのです。

笑顔が広がるコミュニティ コネクション

さて、バリスタ体験はというと、今回は手軽に体験できるよう、小分けされたドリップタイプの「スターバックス オリガミ®」を使用しました。豆の挽き方、湯の量など、普段自宅で入れている時と比較しながら、コーヒーをおいしく入れるコツについてたくさんの質問がありました。その後、コーヒーを入れ、味見をし、入れたコーヒーをお店にいた友人たちに配るコーヒーテイスティングも実施。会話はさらに弾んでいました。

「これまで自分がしていたコーヒーの入れ方は間違っていました。いろいろなことを覚えることができました」

「楽しかったわぁ。グリーンエプロンの色がすごくステキよね!」

「明日からは今日習った入れ方でコーヒーを入れてみなくちゃ」

と、感想を口にする参加者の皆さんに、「また話しにいらしてくださいね」と優しく声をかけるパートナーや田中さん。会が終了後も和気あいあいとおしゃべりしていた姿が印象的でした。

地域の人たちが集まる場所にあるスターバックスだからこそ、みんなが集い、つながりがつながりを生む場所になれるかもしれない。そう強く願う田中さん。将来的には、子育て世代とシニア世代が交流するイベントを行うという夢があるそうです。

こうしたコミュニティ コネクションは、全国にあるスターバックスで開催されています。祭りやイベントでのコーヒーテイスティング、野菜や果物などを生産する方々の応援、地域の人と一緒に行う清掃活動やラジオ体操…パートナーやお店それぞれの想いの分だけ、活動の種類も多様です。そしてそこには、いつも笑顔があふれています。お近くのスターバックスで、大切な地域や居場所を守り、つながりを広げていく活動に参加してみませんか。

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