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Coffee & Craft

“緑”と“縁”が広がる場所。大阪の新店・うめきたグリーンプレイス店

2025年3月に大阪駅に新しく誕生した商業施設「うめきたグリーンプレイス」の2階フロアに、「スターバックス コーヒー うめきたグリーンプレイス店」がオープンしました。大阪ならではの“もったいない精神”を追求した、大阪らしさが感じられる工夫が随所に散りばめられています。その魅力をお届けします。

2025年05月23日
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  • 6 min read
  • 2025年05月23日

新しい梅田で、大阪を代表するような店舗に

JR大阪駅西側エリアは、約45,000平方メートルの都市公園「うめきた公園」を内包したまち「グラングリーン大阪」の開発が進められています。うめきたグリーンプレイス店は、グラングリーン大阪とJR大阪駅をつなぐ施設の2階にあり、うめきた公園に隣接。100坪を超える広い店は、一面が窓ガラス張りの開放感のある空間で、うめきた公園の芝生やランドマークの大屋根を望みます。

メインエントランスを入ると、壁面中央にあるバーカウンターを中心にベンチシートが配され、奥には階段状の客席が。入り口から階段席に向かっては、コーヒー農園やコーヒー豆のストーリーの中に大阪のエッセンスを含んだあざやかなアートが壁面を彩り、ワクワク感が募ってきます。

「大阪市を中心とした地域とのつながり、地球環境への配慮、緑豊かな周辺環境への溶け込みを大切にしてデザインしました」と語るのは、ストアデザイン・コンセプト部の佐川さんです。公園を中心に形成されている新しい梅田の眺望を存分に楽しめるよう、座る席によって目線が変わる面白さをプラスしています。また、壁面のアートには大阪府の地形やサイレンの尾のモチーフが隠れているという遊び心も。

そしてこのロケーションに、この店ならではのエッセンスをどう加えるか…。佐川さんが見つけた答えが、大阪ならではの“もったいない精神”でした。大阪はかつて天下の台所といわれ、商人の町として発展した歴史があります。

「長年再開発をしてきたエリアにできるので、大阪を代表する店舗のひとつにしたいという想いがありました。大阪の文化である、物を大切に余すことなく使う“もったいない精神”をデザインコンセプトにし、お店独自の取り組みでその精神を表現しています」

そこで“もったいない精神“を表現するため、素材を工夫して無駄なく使ったり、将来的に再生できる素材を使ったり、地域の建材を使うなどに配慮して店舗づくりを行ったそうです。そのいくつかを見ていきましょう。

もったいない精神とサステナブルが融合

レジカウンターや商品棚にある緑色のパネル…これは何だと思いますか?実はこれ、役目を終えたグリーンエプロンをアップサイクルしたものなんです。グリーンエプロンを裁断・圧縮して作られたこのパネルは、壁面のアートにも使用されています。

床や一部の壁面には、店舗で廃棄となったマグカップや皿を混ぜこんでいます。マグカップや皿の収集は、梅田地区の店舗に協力を依頼。そこには「みんなの力、想いが集まってできたお店だと地域のパートナー(従業員)にも実感していただけるものにしたかったから」といおう佐川さんの想いがありました。

ほかにも、カラフルなスツールの素材は、100%再生プラスチック。おおさか河内材のヒノキを使ったベンチ席のテーブルは、ベンチ制作時に出た端材を加工して作っています。

これらは資源を“再利用したもの”ですが、お店には“これから再利用できるもの”もあります。通常は壁面の中に入っている下地材を、壁面の一部に、あえてそのまま店舗の意匠として活用しています。それは、何年か先にある未来を見据えたから。例えば店舗をリモデルする際に、この下地材はほかの店舗の下地材として利用することができるのです。

「このプロジェクトに関わる社内外の多くの人からの熱量を感じ、それに後押しされ、新しいことにチャレンジができました。お客様には、楽しく過ごしながらサステナブルを感じていただけたらうれしいです」と、佐川さん。現代のサステナブルに通じる “もったいない精神”に、大阪らしい明るさや遊び心を加えたワクワクするお店が、うめきたグリーンプレイス店です。

自然と人が集まる公園のようなお店に

こうした情熱は、店舗で働くパートナーたちにもしっかりと伝わっています。スターバックスでは店舗ごとに店づくりの指針となる店舗ビジョンがありますが、うめきたグリーンプレイス店の店舗ビジョンは「#BE GREEN」。

「グリーンの中に、縁(EN)という言葉も入っています。いろいろな方が関わってできたお店。これからは私たちがお客様との縁をつくっていきたいです」と、ストアマネージャー(店長)の高田さん。

お店の前には、うめきた公園へ続く歩行者デッキがあり、朝晩は通勤通学の人々、日中は公園を散歩する人、そして国内外から訪れる観光客など多様な人たちが行きかいます。公園の芝生にはレジャーシートを広げ、周辺店舗からテイクアウトしたフードやドリンクとともにくつろぐ人たちの姿もあります。そんな人たちに「おかえりなさい」を言えるお店にすることが、高田さんをはじめとするパートナーたちの目標のひとつです。

「うめきた公園には、ゴミ箱がありません。お客様がゴミをお店に持って戻ってきてくださる、『こんにちは』以上に『おかえりなさい』とお声がけできるお店にしたいです」と、スターバックスのカップをもって公園を歩く風景が、地域にポジティブに働くことを願っています。

そして、パートナーが積極的タンブラーを利用するなど、日々の行動や、ワークショップなどを通じ、お客様だけでなく周囲のお店にもサステナブルな発信ができるようになりたいと熱い想いを教えてくれました。

お客様にとってどんな存在のお店になりたい?という問いに、佐川さんと高田さんはそれぞれこう答えてくれました。

「『あのお店めっちゃええやん、また行ってみよう』と、記憶に残るお店になれたら」(佐川さん)

「公園って、『あそこに行ったら誰かいるだろう』と人が集まりますよね。このお店も、そんな公園のベンチのような存在になれたらいいな」(高田さん)

地域の方の日常の憩いの場に、そして観光で訪れた方々のひとときの安らぎの場になれるよう、新しい梅田でこれからみなさんとともに時を刻んでいきます。

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