「芸術の秋」に訪れたい。個性豊かなアートに出会える、全国のスターバックス8選
秋も深まり、心地よい風や色づく木々に、季節の移ろいを感じる頃となりました。読書、食欲、そして芸術。秋の楽しみはいろいろありますが、今年は「芸術の秋」を、コーヒーと一緒に味わってみませんか。
スターバックスの店舗には、その土地の文化やコーヒーとのつながりをテーマにした、店舗ごとに異なるアートがあります。壁一面の壁画、伝統工芸を用いた照明、次世代アーティストの作品が入れ替わるギャラリー。作品の一つひとつに、アーティストや地域の人々の想いが込められています。
お気に入りのビバレッジを片手に、アートを眺めながら思い思いの時間を過ごせる全国8店舗をご紹介します。まずはカフェとギャラリーが融合した「スターバックス カフェ & アートギャラリー」の2店舗から、続いて北から南へ順に6店舗を巡ります。次のおでかけや旅先の候補のひとつに、ぜひ加えてみてください。
この記事で紹介する店舗
- スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂(東京都)
- スターバックス カフェ & アートギャラリー 京都BAL(京都府)
- スターバックス コーヒー 北海道ボールパークFビレッジ店(北海道)
- スターバックス ティバーナ ストア 銀座マロニエ通り(東京都)
- スターバックス コーヒー 金沢Rinto西口店(石川県)
- スターバックス コーヒー 武生中央公園店(福井県)
- スターバックス コーヒー 信州善光寺仲見世通り店(長野県)
- スターバックス コーヒー 別府公園店(大分県)
スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂(東京都)|“藝と珈琲の交差点”で、次世代のアーティストに出会う
2026年3月にオープンした、カフェとアートギャラリーが融合した店舗です。コンセプトは“藝と珈琲の交差点”。スターバックスのコーヒー体験と、次世代を担うアーティストの感性が交わる場所として、日常のなかにちょっとした刺激や特別な時間をお届けしています。

ギャラリーの企画・運営は、アート鑑賞の体験をつなぐプラットフォーム「ArtSticker」が手がけています。店内のアートは「テーマ展」「フェア展」「パブリック展」の入れ替え形式で展開され、一年を通してさまざまなアーティストの多彩な作品に出会えるのが特徴。訪れるたびに、違う作品が迎えてくれます。

現在開催中のグループ展「Blend of Four」(2026年10月16日(金)〜2027年1月17日(日))についてはこちらでご紹介しています。


店舗情報
住所:東京都荒川区西日暮里3-2-5
TEL:03-5809-0834
営業時間:8:00〜21:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-4492/
スターバックス カフェ & アートギャラリー 京都BAL(京都府)|30名以上のアーティストが集う“共同アトリエ”

河原町通に面した商業施設「京都BAL」の3階。コンセプトは“アーティストたちの共同アトリエ”です。空間全体に配された作品が織りなす非日常的な雰囲気のなかで、新進気鋭の若手を中心とした30名以上のアーティストによる作品が、訪れた人の感性を揺さぶります。
スペースとプログラムのデザインは、彫刻家・名和晃平氏が主宰するクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」が、アーティストへの呼びかけは、鬼頭健吾氏・大庭大介氏・名和晃平氏によるキュレーションユニット「鬼大名」が担当。京都芸術大学で教鞭を執る3名が、現役のアーティストならではの実践的な目線で作品を選んでいます。

京都BALのアートについては、「京都BAL店で新鮮な驚きと体験を。35点の新たなアート作品を展示」でも詳しくご紹介しています。
店舗情報
住所:京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 3F
TEL:075-746-6710
営業時間:11:00〜20:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-1716/
『スターバックス カフェ & アートギャラリー』とは
カフェとアートギャラリーが融合し、コーヒーとともに気軽にアートに触れられる空間です。現在、谷中御殿坂(東京)と京都BAL(京都)の2店舗を展開しています。いつもの一杯を楽しむ時間のなかで、新たな感性や価値観と出会うひとときをお届けしています。
Instagram:@starbucks_cafe.and.artgallery
スターバックス コーヒー 北海道ボールパークFビレッジ店(北海道)|球場の熱気とコーヒーの旅路が重なるアート

北海道北広島市、北海道ボールパークFビレッジの一角にある店舗です。ボールパークのスタンドを思わせる客席に腰を下ろすと、目に飛び込んでくるのが壁一面のオリジナルアート。手がけたのは、国内外で300点以上の作品を生み出してきた壁画(ミューラル)アーティスト「OVER ALLs」です。
アートに描かれているのは、コーヒーの実が一杯のコーヒーになるまでの旅路。そこに北海道の風景とスタジアムの情景が重なり、野球ボールとコーヒーカップがシンボルのように配されています。試合の前後に、コーヒーを片手にアートの細部をたどってみるのも楽しみ方のひとつです。


店舗情報
住所:北海道北広島市Fビレッジ8 SUNNY TERRACE 1階
TEL:011-398-5606
営業時間:9:00〜20:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-4561/
スターバックス ティバーナ ストア 銀座マロニエ通り(東京都)|茶葉と果実からインスパイアされた楽園!?

「TEAVANA™」の多彩なティービバレッジを楽しめる、ティーに特化した店舗です。店内中央に展示されているのは、アーティスト・小林万里子さんの作品。ティバーナ™の茶葉や果実、ハーブからイメージをふくらませた作品で、染織から刺繍、編み、ペイントまで多様な手法と素材を組み合わせて「生命の循環」を表現し続けてきた小林さんらしい、手仕事の温かみに満ちた一点です。

ティールームには、ヘラルボニーの契約作家である藤田望人さんが手がけたコラージュ作品も。「銀座」「マロニエ」など、お店から連想される言葉が作品のなかに散りばめられています。頭上には、和紙などを素材に手作りされた、雲を思わせる照明の作品がやわらかな光を落としています。言葉を探しながら眺めると、ティーの香りとともに、少しずつ作品の表情が変わって見えてきます。
店舗のデザイン全体については、「店全体がアート!五感で楽しむティバーナストアのデザインとは」でもご紹介しています。

店舗情報
住所:東京都中央区銀座3-7-3 銀座オーミビル B1F
TEL:03-3528-6287
営業時間:9:00〜21:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-4507/
スターバックス コーヒー 金沢Rinto西口店(石川県)|九谷焼と漂流ごみから生まれた、色鮮やかなケツァール

金沢の玄関口、金沢駅直結の商業施設「金沢百番街Rinto」にある店舗です。店内に設置されているのは、アーティスト・淀川テクニックさんの作品。欠けたりして使われなくなった九谷焼と、海辺に流れ着いた漂流ごみを素材に制作されました。

モチーフは、コーヒー豆の生産地であるグアテマラの国鳥「ケツァール」。九谷焼の色彩が、ケツァールの鮮やかな羽の色と響き合います。金沢の工芸と、遠く離れた生産地のコーヒー。ふたつのつながりを、一羽の鳥が静かに物語っています。淀川テクニックさんは2003年に大阪・淀川の河川敷で活動を始め、その土地のごみや人々との交流を楽しみながら制作する「滞在制作」を得意とするアーティストです。

店舗情報
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街Rinto 1階
TEL:076-256-5782
営業時間:6:30〜22:30
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-1844/
スターバックス コーヒー 武生中央公園店(福井県)|越前和紙の天井に、ハンドドリップの円と「縁」を重ねて
福井県越前市の武生中央公園に建つ、公園との一体感を感じられる開放的な店舗です。バーカウンターの天井を見上げると、そこには伝統工芸「越前和紙」。コーヒーをハンドドリップするときに広がる円と、人や地域との「縁」を重ねて表現したデザインです。


店内には、越前市出身のアーティスト・梅田晏慈さんが「コーヒーと地元の融合」をテーマに手がけたオリジナル作品も展示されています。1999年生まれの梅田さんは、現実の風景と記憶、想像を分け隔てなく描くのが特徴で、迷いのない伸びやかな筆致が、公園の緑と木のぬくもりに満ちた空間にやさしく溶け込んでいます。作品のキュレーションは、一般社団法人Get in touchが担当しました。

店舗情報
住所:福井県越前市高瀬2-7-131 武生中央公園
TEL:0778-22-2556
営業時間:7:30〜21:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-1569/
スターバックス コーヒー 信州善光寺仲見世通り店(長野県)|黒漆喰の空間に咲く、白いタチアオイ
善光寺へと続く仲見世通りに位置する店舗のコンセプトは、「賑わいと静寂、光と影」。トンネルのような暗い空間から、広い吹き抜けへと向かう建築に合わせて、黒漆喰の壁に白いタチアオイが華やかに描かれ、お客様を迎えます。

店内中央には、コーヒーの実と花、そして長野の山々を表現した約4mのタペストリーを展示。

これらを手がけたのは、商環境でのデザインペイントを専門に、壁画や箔によるアートなどのコミッションアートを手がけてきたヨザン弥江子さんです。歴史ある門前町の街並みに溶け込むアートとともに、参拝の前後にひと息つく時間を過ごせます。
こちらの店舗については、「長野のスターバックスで育む、人と街のつながり。『会いに来たよ』が聞こえる場所」でもご紹介しています。

店舗情報
住所:長野県長野市元善町483
TEL:026-217-0653
営業時間:7:00〜19:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-1789/
スターバックス コーヒー 別府公園店(大分県)|湯けむりと香りが重なる「Layered Aroma」
別府の湯けむりとコーヒーの香りが重なり合う様子を表現した、「Layered Aroma」がコンセプトの店舗です。店内を照らすのは、別府の伝統工芸「竹細工」で作られたオリジナルの照明。やわらかな光のなかに、大分県出身のアーティスト・桑原ひな乃さんによる、高さ2mを超える彫刻作品が展示されています。桑原さんは、高出力の電気スパークで鉄を溶かしながら造形する作家です。日々の記憶を刻むように進める制作から、目に見えない時間やエネルギーを形にしようと試みています。

さらに店内には、大分県出身で別府市内を拠点に活動する3名の作家、姫野暁さん、久門健太さん、小野雅大さんの作品が並びます。油絵、自画像、独自の視点で描かれた風景など、ジャンルにとらわれない作品の一つひとつに、それぞれの作家の感性があふれています。作品のキュレーションは、一般社団法人Get in touchが担当しました。


店舗情報
住所:大分県別府市西野口町2780-28 別府公園東駐車場
TEL:0977-84-7220
営業時間:7:00〜22:00
店舗ページ:https://store.starbucks.co.jp/detail-1769/
その土地のアートと、いつもの一杯を
壁画、彫刻、伝統工芸、そして定期的に入れ替わるギャラリー作品。8つの店舗に息づくアートは、形も素材もさまざまですが、どれもその土地の文化や人々と、コーヒーとのつながりから生まれています。作品の背景を知ってから眺めると、いつもの一杯もまた少し違った味わいに感じられるかもしれません。実は、今回ご紹介した8店舗に限らず、スターバックスのすべての店舗にアートがあります。次に訪れる際は、普段は見過ごしてしまう壁面にも、ぜひ目を向けてみてください。その土地ならではの魅力やストーリーに出会えます。
芸術の秋、旅の計画に、アートのあるスターバックスをひとつ加えてみませんか。これからも、各地の文化や個性に触れられる全国のユニークな店舗をご紹介していきます。
※営業時間は変更になる場合があります。最新の情報は各店舗ページをご確認ください。
※展示作品は予告なく変更・終了する場合があります。