コンシェルジュが案内するロースタリー 東京のSAKURA体験


スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)は、約4㎞にわたり両岸に桜並木が続く、目黒川(東京・中目黒)のほとりに位置しています。そんなロースタリー 東京にとって象徴的なSAKURAシーズンが2月15日にスタートしました。「Hello blossoms.」をテーマに特別なインスタレーション(装飾)が施された店内で限定メニューなどが楽しめ、ひと足早いお花見気分が味わえます。華やかな店内を、コンシェルジュの青木さんに案内してもらいました。

フロアごとの異なる魅力を楽しみに行く

コンシェルジュはロースタリー 東京のメニューはもちろんのこと、1~4階から成るコーヒーのテーマパークのような空間の楽しみ方を提案してくれる案内人です。青木さんは4年前のロースタリー 東京オープン時から店に立ち、そのうち3年半をコンシェルジュとして、いろいろな体験をお客様へ届けてきました。毎年展開しているロースタリー 東京のSAKURA体験のその年ならではの楽しみ方、桜のビューポイントなどSAKURAシーズンについても精通しています。

「ロースタリー 東京のSAKURAシーズンは桜がまだ咲いていない時期から、桜が咲き、満開になって散る様子までの約3か月間、さまざまな桜の体験ができます。館内に施されたインスタレーションを通し、五感で空間ごと楽しんでいただけますよ」と青木さん。インスタレーションが施されている1~3階をいっしょに見ていきましょう。

1階は桜色のインスタレーション

メインバーではグッズなどを販売しているエリアのあちこちに半透明のピンク色をした円形のオブジェが施されています。

「桜の咲いていない時期はインスタレーションを通してワクワク感を高めていただけます」と青木さんが言う通り、オブジェを通して店内全体が桜色に見えてくるから不思議です。ロースタリー 東京のシンボル・銅製のカッパーキャスク(コーヒー豆の貯蔵庫)もより際立って見えます。

2階は桜色の階段

2階TEAVANA™ BAR(以下、ティバーナ™)へ行くと、1階同様のインスタレーションが一部に施され、華やかな雰囲気に。ロースタリー 東京は目黒川の桜を意識した造りになっていますが、ポイントのひとつが、ここのウォールアートにあると青木さんが教えてくれました。

「タイルのようにカップが施されたティーカップウォールは、桜の時期の景色のピンク色に合うように、白とグリーンになっているんです。白磁器を使うことで真っ白ではない柔らかな白、緑もピスタチオグリーンで桜が花から新緑になっていく桜を表現しています。外の景色とのコントラストもティバーナ™でしか味わえないポイントです。また、天井が低めに造られているのは茶室を意識しているからなんですよ」

また、目を引いたのが、限定のSAKURAドリンクが紹介されているこちらのノートです。手描きで、ぬくもりを感じる演出に気持ちがほっこりします。

こうした限定ドリンクは1~3階の各フロアで楽しめますが、SAKURAシーズンのドリンクにはもうひとつ、心はずむ仕掛けがあります。桜の移ろいを表すような淡いグラデーションが美しい、桜形のコースターです。

「お客様に桜の形に型抜きしていただく仕様になっています。抜いた後の桜型のホールもかわいいので、ホールを通して、空、ドリンク…好きなものを写真に収めても素敵ですよね」と楽しみ方を教えてくれました。こうした手描きのノートや桜コースターなど、さりげない春のおもてなしを探してみるのも楽しいですね。

そして2階から3階へと続く通路にも、インスタレーションが楽しめます。天井に施された装飾を通して照明の光が辺りをピンク色に染め、まるで桜並木の中を歩いている気分に。3階はどうなっているんだろう?という期待が高まります。

3階はミラーな桜

3階ARRIVIAMO™(アリビアーモ™)BARへと到着すると、ウォールアートに「TOKYO」の文字が浮かんでいます。見る角度や光の当たり方によって見え方が異なるミラーアートです。

「立体的な表現で、朝の陽光にキラリと光ったり夜は店内のライトに輝いたりと、見る場所だけでなく時間帯によっても見え方が変わる、変化のあるインスタレーションです。2階から上がってきた時に、キラキラした輝きで明るい気分にさせてくれるのがこのインスタレーションの大きな魅力です」と青木さん。

それぞれの、一期一会の桜体験を

オープンから4年もの間、ロースタリー 東京で桜を見てきた青木さん。「毎日いろいろなお客様がいらして、一期一会の出会いがあります」と、訪れる人の過ごし方や興味のあるものを会話や表情から感じ取り、ウエルカムの心を大切にしています。

毎年、桜の季節に対するお客様の期待を感じ、その期待にこたえたいという気持ちも強く、中目黒の桜はパートナー(従業員)にとっても特別なものだと語ります。

「コロナ禍もあり、桜の時期に来てくださるご近所の方が増えたことを感じます。今日は桜がきれいですねと話したりして、地域の方の応援をより感じるようになりました」と、地域とのつながりをより感じられるのも桜の季節ならではだそう。

開花するとフロアによって桜の見え方が異なるのもロースタリー 東京の魅力です。実は外観のガラスに桜が映り込んで待ち時間にも一風変わったお花見ができること。4階のラウンジはほかのフロアに比べて喧噪が少なくゆっくり過ごせるうえ、目黒川に沿って奥行きのある桜の風景が望めること。青木さんやパートナーたちは桜のビューポイントに関しても知識豊富です。

「パートナーそれぞれで桜の季節の好きなポイントが違うところも面白いんですよ。桜が咲いていない時でも、見え方や時間による移り変わりなど桜のイメージを膨らませるようなお話ができますので、気軽に声をかけてください」と青木さん。

ロースタリー 東京のSAKURAシーズンは4月初旬までの予定です。お客様に一期一会のSAKURA体験をお届けしたい!そんな想いを胸に、コンシェルジュをはじめパートナーたちがお待ちしています。

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